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領土問題

日本とロシアの北方領土問題や、インドとパキスタンのカシミール問題といった領土問題はなかなかスッキリと解決できる問題ではありません。竹島、南沙諸島、パレスチナ、クリミア半島、他にも領土問題は盛りだくさんです。

富士山のてっぺんも、山梨県と静岡県がお互いに所有を主張して争いになったぐらいなので、国と国だけの問題でもありません。面倒なので、富士山のてっぺんは大阪府ということにしましょう。*1

このようにややこしい領土問題ですが、相方は「日替わりにすればいいんじゃない?」とすごいことを言います。今日の国後島は日本の領土、明日はロシア、明後日は日本ところころ所有権を入れ替えれば?ということです。とても愉快な解決方法です。ただ、今日はパスポートがいらなかったのに、明日はパスポートがいるとか、今日のお買いものは日本円で支払い、明日のお買いものはルーブルで支払いをするとか、消費税がかかったり、かからなかったり、4月1日が日本かロシアかで自動車税がどっちにかかるか変わったり、ややこしくなる気がしないでもありません。

そもそも、領土問題というのは、領土がひとつしかないから起きるのです。

というわけで、領土を二階建てにすれば丸く解決するのではないでしょうか。どうやって二階建てにするのかはさておいて、二階建てにしてしまえば領土は2倍になるわけです。国後島をはじめ、北方領土をまるっこ二階建てにしてしまえばよいのです。

ただ、二階建てにしたところで「どっちが上か?下か?」で揉める気もします。二段ベットの上か下かで兄弟が揉めるなんてのはしょっちゅうあることです。子どもはとにかく上で寝たいと主張しがちですが、二段ベットに関しては、落ちて死ぬリスクを考えると下を選ぶのがベターです。いや、モアベターです。

とはいえ、領土問題となると、そんな簡単な問題ではありません。仮に日本が上の土地、ロシアが下の土地になったとします。日本は相撲が盛んな国ですので、相撲部屋ができます。土俵を作って、力士が四股を踏み始めることでしょう。そうすると、上からどっしん、どっしんとものすごい音がし始めます。ロシア大激怒。新たな国際問題が勃発しかねません。力士がうじゃうじゃいると、柱が折れてしまうかもしれません。そうすると、下のロシアはぺっちゃんこになり、またしてもロシア大激怒。新たな国際問題の勃発です。

結論として、二階建てにするのがよいと思います。合掌。

*1:実際は「県境を定めない」という、実に曖昧なことになっています。