ぐわぐわ団の電子書籍の新刊『ぐわぐわ団 東京でブログを語る』がAmazonで販売されています。とはいえ、どんな本なのかわからないと手にとってはもらえないと思いますので、思いっきり宣伝としてダイジェスト版を公開致します。本文を切ったり貼ったりしましたので、本の雰囲気を感じて頂ければ幸いです。
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島崎藤村の小説『破壊』に、こんな一節があります。
一生に秘訣とはこの通り簡単なものであった。「壊せ」
――戒はこの一語(ひとこと)に尽きた。
私は壊すことが大好きです。何かを作りあげるには時間がかかります。でも、壊すのは一瞬です。ハンマーを振り下ろせば、あっという間に壊すことができるのです。
「意気に感じる」とは、相手の何かをしようとする心持ちに、自分も何かをしようという気になることです。学生時代のバイト先の社長に「相手のことを思い、意気に感じて動ける人になれ。」と教えられたことを思い出しました。めちょんこお世話になっていた社長の言葉です。ものすごい豪傑肌で、オーストラリアへ新婚旅行に行ったときは全て日本語で通したそうです。「ビールや、ビール!で通じるんや。英語なんて知らんでもなんとかなるで。」この言葉で私は英語の勉強をしなくなりました。
普段は与太話ばかり書いてお茶をにごしていますが、根は真面目なのです。自分で書くのもどうかと思いますが、事実は事実です。セミナーで話をすることを引き受けた以上、どうにかしないといけません。お茶をにごすにしても、立つ鳥跡を濁さずと言います。少なくとも、声をかけて頂いたやままさんに「あんなぼんくら、よぶんじゃなかった!」と思わせてはいけません。
大垣夜行の頃は座席を確保するのが大変で、遠慮などしようもんなら通路に新聞紙を敷いて寝る羽目になったなんてことも知らなくてよいのです。むしろ、新聞紙を敷いて寝られたら幸せで、時期によっては大垣から名古屋、静岡、下手すると東京まで立ったままという恐ろしい混雑っぷりだったことなど、知らなくてもよいはずです。今は全席指定になっていますので、立ったまま東京まで行くとか、通路に新聞紙を敷いて寝るなんてことにはならないのでご安心ください。
ディーン・フジオカ主演の「モンテ・クリスト伯」というドラマがあったのです。いろいろとツッコミどころが多すぎて、毎週楽しくて仕方なかったのです。平均視聴率は6.2%と大したことはなかったのですが、細かいツッコミどころをあげていくときりがなくて最高のドラマでした。
とにかく設定に無理がありすぎるのです。ディーン・フジオカが囚われの身となり、どうにかこうにかというかサクッと脱獄し、これまたサクッと日本に帰ってきます。ドリフのコントに出てくる、白髪のおじいさんのような姿で。今までめっちょこ苦労したんだろうなぁと思わせたいがための無理矢理感が大爆発。とはいえ、なぜか成り行きでパステルカラーのパーカーを着るもんだから、ちょっと楽しそうなの。悲壮感ゼロ。そして、翌週からは普通にかっちょいいディーン・フジオカで登場。ドリフのコントに出てくるおじいさんのようなディーン・フジオカなど、まるでいなかったかのように。
囚われの身となり、監獄で知り合った男から5兆円を受け取り、そのお金で復讐の鬼と化すディーン・フジオカ。いくらなんでも5兆円はちょっともらいすぎだと思うのですが、そのへんはおかまいなしです。サクッとクルーザーに乗ってたり。金遣いが実に荒い。
インターネットがない時代は、広瀬すずが自分の書いた文章を読むなんて確率はゼロでした。だって、広瀬すず、生まれてないですからね。いや、そういうことではなくて、インターネットがなかった時代は、紙に印刷して、それを配るしかなかったんです。そう考えると、全世界に自分の文章を発信できるブログってすごいんです。
最後に、今回声をかけていただいたやままさん、セミナーの主催者の染谷昌利さん、セミナー会場のコワーキングスペース茅場町Co−Edoのみなさん。そしてセミナーにご参加頂いたみなさん、このような機会をいただき、本当にありがとうございました。改めてお礼申し上げます。合掌。
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……だいたい、こんな感じです。要所、要所をコピペしただけですが、雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。
お値段はいつもどおり100円とさせていただきました。コンビニのおにぎりよりもお安くぐわぐわ団を楽しめますので、ぜひ手にとって頂ければと思います。電子書籍ですが、別に専用端末が必要というわけではありません。パソコンやスマホからでも読むことができます。よろしくお願い致します。合掌。