みなさん、ディーン・フジオカ主演のドラマ「シャーロック」を観ていらっしゃいますでしょうか。主演というか、ディーンの、ディーンによる、ディーンのためのドラマです。めっちょこおもしろいので、ぜひご覧ください。
このドラマの見どころのひとつがディーンのバイオリン演奏シーンです。一休さんがとんちで座禅を組んでぽくぽくするのと同じで、推理をするときにディーンがバイオリンを弾いてぽくぽくするのです。しかも、ディーンはバイオリン初挑戦なんだとか。にも関わらず、ものすごく様になっているのです。かっちょいい。さすがディーン。ディーンの、ディーンによる、ディーンのためのドラマならではです。
そこで、「シャーロック」ごっこをするためにバイオリンを買いました。バイオリンというとストラディヴァリスが有名ですが、「シャーロック」ごっこのために億単位のお金を突っ込むのもどうかと思いましたので、少しだけレベルを下げました。
パイロットインキ株式会社の作った「ハローキティ ひけちゃうバイオリン」です。めっちょこ簡単にバイオリンを弾くことができます。
何と言っても、弦がないのが特徴的です。でも、きちんと音が出ます。ただ、子ども用なのでサイズがかなり小さいため、ディーンっぽくあごを乗せて弾こうとすると結構大変なので、自然とおなかで支えて弾くことになります。
コルピクラーニのバイオリニストみたいに。
ぐわぐわ団で何度も紹介しているフィンランドのフォーク・メタルバンド、コルピクラーニの「酒場で格闘ドンジャラホイ」のミュージックビデオです。
薪を割るカットから転じて、小屋を飛び出し無表情でヴァイオリンを弾くヒッタヴァイネンのシーンとなり、チープな機材で撮られたような彩度の低い演奏シーンが続く。
Wikipediaの紹介文では書かれていないのですが、バイオリンの弾きかたがとにかくステキなので、まだ見たことがないという方は冒頭部分だけでもぜひご覧ください。
というわけで、「シャーロック」ごっこを楽しみます。合掌。