『グランド・クロス ドゥームズデイ・プロフェシー』という映画をFOXムービーで見たのですが、そのFOXムービーが書いた映画の紹介の文章がこんな感じ。
フィフス・エレメントならぬ、セブンス・モアイが地球を救う。もはや一体、何の話か崇高すぎて理解できないが、2万6千年に1度の大イベントらしい。(2011年/加)
ひっくり返るぐらいにやる気がない紹介文を読んで、この映画を見たいと思う人がひとりでもいると思ったのでしょうか。
ひとりいたのです。私のことです。まんまとやられた感がすごい。
実は、3分の1ほど話が進んでいたところでこの映画の存在を知ったのです。ですが、たぶん適当な話だろうし、最初なんか見なくてもいいかと思って、途中から見ました。たぶん、地球のそこらじゅうで地震が起きたりして世界中の都市が壊滅状態になってしまったようです。知らんけど。
おっさんとおばちゃんが、握ったらビリビリするけど未来が見える杖を使いながら未来の映像をたどっていくと、敵が出てきてしょぼい銃撃戦をしたり、突然パソコンが使える便利なおっさんが出てきて勝手にいろいろ計算したり、軍服を着たおっさんが「杖を渡したまえ。」とか脅してきたり、あんまりワクワクもしないんですが、なんとなくカウントダウンが始まって、なんとなくギリギリ間に合って、埋まっているモアイの頭の部分を見つけて、杖を頭に突っ込んだら、モアイが全部出てきて、なぜかモアイがぬめぬめしていたんですけど、モアイから光線ビカーッと出て、よくわからんけど悪いのがなくなってめでたしめでたいみたいになりました。
書いていて何がなんだかさっぱりわからんうえに、小学生でも書かないようなスカタンな文章になっていますが、だいたいこんな感じなのです。
家でふとんに寝っ転がりながら、時に『逆転オセロニア』に興じつつ、片手間に見たのですが、映画館で観ていたら暴動でも起こしてしまいそうな感じでした。ご興味があればぜひご覧ください。合掌。