ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

小説を書くおもしろさ

久しぶりに平日にお休みをとってのんびりするはずが、なぜかExcelのVBE(Visual Basic Editor)を開いて、Hyperlinks.Add メソッドの使い方がよくわからず頭の中をぎちょぎちょにしていました。私はプログラマーではないですし、MSXのベーシックですら途中で挫折したぐらいですから、なかなか自分の思うようにスラスラとプログラムが組めません。ExcelのVBAですら、ひいひい言います。

私がExcelでマクロを使ってやりたいことは、手を使って、マウスをぐりぐりと動かして、何度かマウスをクリックすればできなくもないことだったりします。ただ、同じことを何度も繰り返すのは面倒ですし、マクロでずばーんと一発で作業ができたときの気持ちよさといったらありません。

セルをコピーして、別のシートを開いて、空いているセルに貼り付けて、ハイパーリンクを挿入する。作業にしたら4工程ですが、これを何度も繰り返すことを考えると、最初に時間をかけて1工程にしておけば、後々めちょんこラクになります。

ただ、問題がひとつあって、あなたが今読んでいるのはぐわぐわ団です。Excelのこととか、ライフハックのこととか、そういう類のブログではありません。マクロやVBAのことはGoogleでそれらしい言葉を入力して検索すれば、それらしい記事がめちょんこたくさん出てきます。わざわざ、ぐわぐわ団でHyperlinks.Add メソッドの使い方など解説する必要はないのです。

本当は今日は小説をぎちょぎちょと書く予定だったのです。『りとブログ』のりとさんに表紙を描いてもらうことになり「清書してとりあえず色を置いてみた」段階のイラストを見せてもらったのですが、私が求めている以上のステキな表紙に仕上がっていて、これはさすがに早く文章も書かねば!と思っているところなのです。

先にお断りしておきますが、なんかものすごいものを期待されても困るのです。別に芥川賞や直木賞を狙っているわけではありません。ノーベル文学賞は欲しいですが、本音を言えば賞金が欲しいだけです。小難しい小説なんて書く気は全くありません。

「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本

私が求めているのは、この本に書かれている<明治娯楽物語>のようなものです。『東海道中膝栗毛』の弥次喜多が宇宙旅行をするような、「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにするような、しっちゃかめっちゃかな話を、中島らもの「長老伝」っぽく書きたいのです。「は?」と思われた方は圧倒的に正しいと思います。

書いたものを相方に読んでもらったところ「頭がくらくらする」と言われており、おおよそ私の想定通りに筆が進んでいる……といっても、まだ文字数にして7000文字ほど。まだまだこれからという段階です。

とはいえ、小説を書くというのはおもしろいなぁと思うのです。

なんといっても、自分の好きなように書けるのです。ラブストーリーが始まったかと思えば、次のシーンではその恋人どうしが銃撃戦をしようとそれは書き手の自由です。アーバンマンという都会のヒーローが突然出てきて「都会派なボクの内臓をお食べよ!」と言っても、誰も文句は言わないのです。やなせたかしが文句を言うかも知れませんが、そのときは全てを燃やして脱兎の如く逃げるだけです。

今年のゴールデンウィークまでには何とか仕上げたいと思っているのですが、いつになるかはまだまだわかりません。書けるだけ書きたいですし、やままさんがこの前出版されたこちらの本、

喫茶アメリカンについて言いたいことやまやまです: 5年間の主観たっぷり研究記録 (やまま書房)

喫茶アメリカンのことだけで9万字というボリューム。この文字数を超えることを目標に頑張って書いていこうと思います。とりあえず、今日はもうねんね。合掌。