♪ボインは〜、おとうちゃんのためにあるんやないんやで〜
という月亭可朝のネタを冒頭に書いたところで、英語のお勉強のお時間です。
中学校の英語の授業で習ったと思いますが、母音の前の "the" は「ジ」と発音します。
にも関わらず「ザ・インターネット」なのです。
しかし、こんなことに目くじらを立ててはいけません。
「ザ・インターネット2」です。誰も指摘しなかったのでしょうか。しかしながら「ジ・インターネット」と書いてしまうと、何だかおさまりが悪い。もともと原題は "THE NET" なので、日本語のタイトルも「ザ・ネット」にすれば問題なかったのですが、当時「ネット」と言っても「インターネット」ではなく、「洗濯ネット」であったり、テニスやバレーボールのコートの真ん中にある「ネット」を思い浮かべてしまう人がほとんどであったため、やむなく「ザ・インターネット」にした可能性がないとはいえませんし、ぶっちゃけどうでもいい話といえばどうでもいい話です。
BS朝日のこちらの番組も同じことでしょう。「ジ・インタビュー」が正しいといえば正しいのですが、いまいちおさまりが悪い。この際、文法なんてガン無視して「ザ・インタビュー」にしてしまったほうがすっきりするのです。
英語が母語の人であっても、母音の前の "the" を「ザ」と発音する人はいますし、言葉というのは意味が通じたらよいのであって、母音の前の "the" をどう発音するのかやいやい言う時間があったら、字幕なしで『ザ・インターネット』でも観てリアルな英語に触れるほうがよいかと思うのです。
ちなみにですが、私は『ザ・インターネット』も『ザ・インターネット2』も観ていません。どんな話かさっぱりわかりませんし、あんまり興味もなかったりします。主演のサンドラ・ブロックさんもどなたか存じ上げません。みなさんはぜひ、ご覧ください。無責任なことです。合掌。