ぐわぐわ団

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白か黒かの二択ではない

何でもかんでもオセロのように白か黒かの二択で考える人がいますが、世の中というのはそんなに単純なものではなく、白か黒かに加えてピンクも含めた三択で考えなければいけません。今日はそのようなお話です。ご期待ください。

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私たちの脳はよくできているようで、実はよくできていません。「いや、それはあなたの脳だけであって、私の脳はよくできている」というのであれば、それはそれで結構な話であると思うのですが、そんなことを言い出してしまうと話が一向に前に進みません。個別具体論で各方(これで「おのおのがた」と読みます)の脳の良し悪しを議論するつもりは毛頭なく、とりあえず、私たちの脳はよくできているようで、実はよくできていないという仮説を立てて、話を進めていく次第です。しかし、各方という言葉はなかなかに上から目線な感じがして、つい「面を上げい!」と言いたくなります。会社の朝礼で「おのおのがた!」から話を始めてみたら、聞いている人は度肝を抜かれるのではないでしょうか。

「それでは、社長。よろしくおねがいします。」

「おはようございます。」

「おのおのがた!おもてをあげぃ!」

「ははっ!」

とりあえず、ものすごく締まった感じのする朝礼になりそうです。

話が脱線してしまいましたが、私たちの脳はよくできていないので、選択肢が少なければ少ないほど「脳にとってありがたい」のです。白か黒かの二択であれば、どちらかを選べばよいだけなので、ついつい脳は二択で考えてしまうのです。これは脳のクセとも言えます。水は低きに流れると言いますが、いろいろなことに向き合うとき、意識をしなければ脳は勝手に選択肢を二択にしてしまうのです。

正義か悪か、白か黒か、100%か0%か、右か左か、イエスかノーか、これらで全てが決まるほど世の中は簡単ではありません。そこで、頭の中が二択になったときは、もう一つの選択肢であるピンクがないかどうか考えるようにすればよいのです。

具体的に言うと、映画を観るとなったときに『デビルマン』にするか、『キャシャーン』にするかで二択を迫られた際にはぜひ、周防ゆきこ主演のピンク映画『ホテトル嬢 快楽とろけ乳』も選択肢に加えて頂ければ幸いです。合掌。