先日、ZOOMを使ってオンライン飲み会というハイカラなことを致しました。背景画像を選択して、自分の姿以外は写らないようにできるといったハイテク要素に驚きました。「ドリフの大爆笑」でちょいちょい出てきた安っぽいクロマキー合成が自宅のパソコンで再現できるのです。ついに我が家もドリフ！と思うと感無量です。
ちなみに、使った背景画像はこちらです。
わかる人にはわかる背景画像です。わかる人にはわかるプールみたいなものでしょう。
それはそうと、背景画像を使って周りを見えないようにするのも結構なことですが、あえて背景を写すことで、マウントを取ろうとする人もいるのではないでしょうか。これみよがしに百科事典なんかのセットが入った本棚を見えるようにしたり、しらじらしく胡蝶蘭などを後ろに飾ってみたり、むりやりローンで買ってしまった海とイルカの版画なんかもいいかもしれませんね。
物だけでは飽き足らず、こっそり有名人なんかをよんできて、オンラインで何かをしているときにすーっと後ろを通ってもらって「ねえねえ、今後ろを通ったの、もしかして！？」「あ、わかった？そうそう、浜崎あゆ子よ」「……誰？」みたいなノリで、ほんの一瞬のためだけにわざわざ有名人をよんできて、マウントを取ろうとする人が出てくる可能性も否定できないのです。実に闇が深い。
オンラインでいろいろとできるようになったのは素晴らしいことです。オンラインで特別定額給付金の申請もできるというじゃありませんか。マイナンバーカードを持っていないといけないし、暗証番号を覚えていないといけないしで、しかも大都市だと対応が追っつかずにまだ準備中みたいなことになっていたりするそうですが、とにかく選択肢としてオンラインがあるというのは素晴らしいことだと思うのです。
そのうち、脳に直接LANケーブルをつないで、自分の考えていることをそのままオンラインで垂れ流すこともできるようになるかと思うと、わくわくします。たぶん、即刻遮断されて、破廉恥だの不謹慎だのと罵詈雑言を受けることになると思いますが、やむをえません。合掌。
