ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

今年は高校野球がない

毎年毎年夏が来るたびに「高校野球のせいでプリキュア見れへんやんけ!」と大騒ぎしまくっているぐわぐわ団です、ごきげんよう。

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直射日光降り注ぐ炎天下のもと、剃髪をした高校生男子が汗だくになって玉を投げて、棒で叩いて、飛んで行った玉を全力で走って追いかける。このような奇行ともとれる行為をなぜわざわざ朝日放送テレビ(大阪でプリキュアを放映しているテレビ局のこと)は朝のはよから夜のおそまで、それこそプリキュアを押し除けて公共の電波で流さねばならぬのか、常軌を逸した行いであり猛省を促すと何度も何度も繰り返し繰り返し、この場で訴えてきました。しかし、朝日放送テレビは全くといっていいほど反応を示さず、社長が菓子折一つ持ってくることもなく、ぐわぐわ団を無視し続けているのです。

しかし、今年は例のウイルスのせいで、夏の高校野球大会がなくなりました。

よっしゃ!今年は夏もプリキュアだ!と息巻いたものの、例のウイルスのせいでプリキュアが既に放送中止となっているのです。もはや、許せないのは高校野球ではなく例のウイルスということになるのですが、高校野球に対してぎゃーすかぎゃーすか物申す!みたいなことを書くのは楽しいのに、例のウイルスに対してぎゃーすかぎゃーすか物申す!みたいなことを書いても楽しくありません。

本音を言ってしまうと、高校野球とぐわぐわ団はプリキュアを間に挟んだ三角関係であり、高校野球が行われるからこそ、ぐわぐわ団は高校野球許さん!と大騒ぎできたのです。そして、それは当たり前のことで、絶対に高校野球が中止になどならないという大前提があったからこそエンターテインメントとして成立できたのです。

今回のように、例のウイルスのせいで高校野球も中止、プリキュアも中止となると、もはやエンターテインメントにならないのです。

当たり前が当たり前でなくなっているということをひしひしと感じ、無常感に苛まれていると言ってもいいでしょう。私は高校野球と和解するつもりは毛頭ありませんが、かといってなくなってほしいわけでもないのです。複雑な乙女心、ご理解頂けますでしょうか。合掌。