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着物の着付け

「着物の着付け教室」という言葉を目にして、着物を着るのにわざわざ教室に行って先生から一から十まで教えてもらって練習しなければならないなんて、そんなのめちょんこたいへんじゃんと思った次第でございます。昔は洋服などなく、着物しかなかったわけですから、昔の人たちは教室で習って卒業するまでの間、どうしていたのでしょう。よもや、すっぽんぽんで生活していたわけではありますまい。とりあえず、適当にぐしゃっと何かを羽織っていたのか、それとも破滅の罠か。よくわかりませんが、とにかく先生から習わないと着るのもままならない服というのも利便性という面からみたらどうかと思うのです。

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一方、男性は「まわしの締め方教室」に通う必要があります。町中に「まわしの締め方教室」の看板を目にしますが、だいたいが引退した力士が教室を開いています。男性にとって、まわしをきちんと締められないというのは大変なことです。

取引先との大事な商談において「じゃあ、相撲で勝負だ!」みたいなことになれば、まわしを締める必要があります。しかし、まわしの締め方を知らなければ「なんだ、まわしも締められないのなら相撲にならん。この商談はなかったことにしてもらいたい!」とけんもほろろに追い返されてしまうでしょう。こんなことにならないためにも、しっかりとまわしの締め方を習っておく必要があるのです。

見様見真似でどうにかこうにかまわしを締めたとしても、しっかりと締めていなかったがためにデンジャラス棒がぼろんと出てしまうと大変なことになります。ドラゴンボールがひとつ出ていただけでも悲惨なことになります。実際、どうやってまわしを締めているのか私は知りません。私は相撲をだいぶ長い間見ていますが、デンジャラス棒は出てきませんし、ドラゴンボールも出てきません。よほど、何かコツがあるのでしょう。

女性は「着物の着付け教室」、男性は「まわしの締め方教室」、大変でしょうが頑張ってください。合掌。