ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観てきました

実はテレビ版、まだ見てません。でも、めちょんこ楽しめました。

f:id:make_usagi:20200921090330j:plain

ある程度の前知識は必要かなと思いつつも、それは外伝を劇場で観たので何となくわかります。さて、ここから先はがっつりネタバレです。

これを書いてしまうと観ていない人に怒られるかもしれませんが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」というのは主人公の名前なのです。何となく、お庭の話?みたいに思われるかもしれませんが、そうではありません。「劇場版ドラえもん」と何ら変わらないのです。作品名がまんま主人公の名前というのは「チンプイ」と同じです。

チンプイ(1)

ここで「チンプイ」マニアの方は別の方向から怒りを向けてこられるかもしれません。実は私も書いていておかしいと思いました。チンプイは果たして主人公か?という問題です。「チンプイ」の主人公はどう考えても春日エリなのです。だとすると、ドラえもんの主人公はのび太?という別問題も出てくるのですが「ドラえもん」の主人公はギリギリドラえもんで異論はないでしょう。しかし、「チンプイ」の主人公は春日エリ、これは譲れません。チンプイだけでは話が進みません。エリちゃんがいないと全くストーリーが進まないのです。ドラえもんはとりあえずどら焼きを食べていれば存在感で間を持たすことができますが、チンプイ単独ではせいぜい3コマ、時間にして30秒が限界です。

とにかく「チンプイ」の主人公は春日エリです。エリちゃんの魅力の虜になってください。そして、チンプイを未読の方はとりあえず読んでください。藤子・F・不二雄先生の大傑作です。

話がどっかに行ってしましましたので、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の話に戻ります。ワンシーンだけ「それは……」と思ってしまうシーンがあるのですが、それ以外は素敵な映画でした。一緒に見に行った相方も同意見でしたので、観に行かれた方もおそらく「それは……」と思ってしまうと思います。とにもかくにも、テレビ版を観ていなくても大丈夫ですので、まずは映画館で観ておくことをオススメ致します。合掌。