何の気なしに描き始めた4コマ漫画がもうすぐ1,500本になろうとしています。
4コマ漫画の描き方について読者の方から「どうやったらそんなに長く続けることができるんですか?」という質問が来たりしたら嬉しいのですが、ちっともそんな質問が来ることもなく、仕方がないので自分で質問して自分で答えるというトンチキなことをしますが「とことん手抜きして描く」に尽きます。本当は文字は手書きではなくフォントを使えばよいのですが、そんなことをしていては大変ですからしません。ご存知だと思いますが、ぐわぐわ団の4コマ漫画のほとんどはコピペのオンパレードで4コマ全部絵が違うなんてことはほとんどありません。
今日の朝に載せた4コマ漫画をもう一度ご覧ください。1コマ目から4コマ目までうさぎさんと三男は全く同じです。細かいことを言いますと、ごみちゃんは全コマ違います。1コマ目と2コマ目はちょんちょんの場所が違うのです。カツのサクサク感を出すために、あえて細かい違いを使って表現をしています。誰がわかるんだかさっぱりわかりませんが、自分のこだわりが出ていると言えます。
ここ最近の4コマ漫画では一番好きなのが今日のこの「カツ丼でも」だったりするのです。「すまんな カツはごみちゃんが食べている」というセリフが浮かんで実際に文字にしてみたときのしっくりした感じは本当に自画自賛ですが「おもしろい!」と思いました。こんな感じはたまにですがあるのです。
最初からオチまでしっかりと決まっているなんてこともなく、だらだらと1コマ目を描いて、こうなるとおもしろいかな〜と2コマ目を描いて、思いつくままに3コマ目、4コマ目と続けていくとあらびっくりで4コマ漫画の完成です。本当に思いつくままに描いているので起承転結なんてことも考えていませんし、4コマ目を描くまでオチがあるのかないのかすらわからなかったりすることもあります。いわば、4コマ漫画の「お筆先」みたいなものなのです。
ということは、私の深層心理がダダ漏れになっているのが4コマ漫画とも言えます。そんなものを毎朝飽きもせずに世に送り出しているというのも恐ろしいことです。合掌。