2025年に開催予定の大阪万博が揺れています。といっても物理的に揺れているわけではなく、会場建設費が当初1250億円だと踏んでいたのにフタを開けてみたら1850億円もかかるやんけ、えらいこっちゃ!という意味で揺れているのです。
だいたいこういうイベントというのは、当初は低く見積もっておいて、開催時期が近づくにつれてあれもこれもと増えていってなんだかんだでどっちらけということばっかりです。おんどれらどんだけ適当やねんと叫びたくもなりますが、私も私生活ではどんぶり勘定大好きなので人のことは言えません。
いっそのこと、最初に「一兆円かかりまんねん」と目ん玉飛び出るほど吹っかけておいて、「いや、なんか5000億円で済みそうでんがな」「なんやようわからんけど1850億円でまんがな」ぐらいのディスカウント方式で進めたら丸くおさまるような気がしないわけでもありません。「一兆円かかるとか言っているけど、いつも安くおさまるし」という雰囲気を醸成させておいて、いざというときには本当に一兆円かかるあんぽんたんをぶちかまし、「最初に一兆円かかるって言ったやん!」と言い訳ができるようにしておくのです。書いていて何がなんだかわからなくなりましたが、万博なんてせんでもええやんというのが本音です。
そもそも、万博というのは万国博覧会の略ですが、この地球上にに万も国はないのです。国連に加盟している国は196か国です。千もないのです。百国博覧会と名前を変えるべきであり、規模をもっともっと縮小すればよろしい。舞洲なんてめっちょこ不便なところで無理矢理1850億円もかけて開催する意味がわかりません。マイドームおおさかという、大阪市内のど真ん中にある施設があるではないですか。そこに長机とパイプ椅子をならべてブースをこしらえて、各国に何か展示してもらったらいいのです。1階から3階まで全部使っても1日の使用料は200万円ちょっとです。安くすみます。余ったお金はぐわぐわ団が遊興費として使います。合掌。