パンにはやっぱりネオソフトというではありませんか。だとすると、ごはんにはやっぱりオールドハードということになるわけです。
ネオは新しい、ソフトはやわらかい。その対偶を考えると、オールドは古い、ハードは硬い、つまりごはんにはやっぱりオールドハードという結論が導き出されます。これは数学的に証明されていることであり、誰にも文句は言わせません。ただ、オールドハードが果たしてどのようなものかがさっぱりわかっていないということだけが問題なのですが、それは些細な問題でしかないのではないかと思うのです。
昨今の社会問題、例えば少子高齢化の問題、地球温暖化の問題、例のウイルスの問題、教育問題からなんやかんやと、問題が山積みとなっています。どれもこれもすぐに解決できる見込みはなく、長期的なスパンで考える必要のある問題であり、選択肢もいろいろとあることから、私たちは少しずつでも問題解決のために前進していかなくてはなりません。いろいろな立場の人がいて、いろいろな考え方の人がいるため、万人が納得できるとは思えませんが、とはいえ何もしないわけにもいきません。
ここに民主主義の難しさがあります。結局、多くの人が納得できる答えを持つ人が選挙に勝ち、その答えに沿って問題解決に動いていくわけですが、多くの人が納得できる答えが本当に問題を解決できるのかどうかはわかりません。別の方法がベストだったとしても、その方法を多くの人が理解できなければ選挙には勝てず、実行することはできません。
めちょんこ頭が良くて、常にベストな方法で突き進んでくれる人がいれば、問題解決はその人に任せて私たちはぱーぷりんな生活を過ごすほうが本当はよいのではないか、そして、めちょんこ頭が良くて、常にベストな方法で突き進んでくれる人こそが、実は人工知能、すなわちAIなのではないかと考えたりするのですが、今のAIはまだまだそこまでの領域には達しておらず、とりあえずオールドハードって何でしょう。合掌。
