ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

母をたずねて

ネタ帳に「母をたずねて森高千里」って書いてあるんです。

f:id:make_usagi:20210925233554p:plain

自分の何か大切なものが壊れたような気がしました。その横に「大江千里」とまで書いてある。もう、どうしようもないなと思いました。焼きが回るとはこういうことかと。

フランスで生まれ、フランスで育ち、壊れて、ではなく請われて大阪に来て数十年。そんな私がなぜネタ帳に「母をたずねて森高千里」なんて書いたんだ。こんなこと、口が裂けても言えない。ていうか、口が裂けたら痛くて言葉すら出ない。痛いのはイヤなので口を裂きたくはないのです。ああ無情、レ・ミゼラブル。

とにかく、いくらぐわぐわ団がいつもしょうもないことを書いているとはいえ、「母をたずねて森高千里」なんてのは論外なのです。私のプライドが許しません。華原朋美が「あ〜いむぷら〜ぃ」とめっちょ高いハイトーンボイスで歌っていたのは何十年も前の話ですが、私のプライドというのは華原朋美の声ほど高くはないものの、そこそこあってないというか、どちらかというとないのですが、とはいえ全くないわけではないのです。たまに、はらたいらが間違えて、篠沢教授が正解することもあるのです。それぐらいの話。

それはそうと「母をたずねて三千里」というのはどういう話だったかと言うと、アルゼンチンに出稼ぎに行った母親をたずねて主人公であるマルコがアルゼンチンに行くという話で、アルゼンチンに出稼ぎ?というふうに思ったのは私だけではないはずです。というのも、アルゼンチンという国は何度もデフォルトを起こしているほど経済ガッタガタで大変な国であって、どちらかというとアルゼンチンの人が出稼ぎに海外に行かないといけないぐらいの国です。

にも関わらず、「母をたずねて三千里」ではアルゼンチンは豊かな国として描かれているんですね。まぁ、そういう時代もあったということです。結局、母には会えずに犬と教会で死んでしまうという悲しいお話なのですが、母親が森高千里であったということでしょう。合掌。