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白い粉の見分け方

大阪で生活するには白い粉の見分け方が重要になります。お好み焼きを焼きたいのにシャブを使ったらラリラリになってしまいますし、たこ焼きを焼きたいのにお好み焼き粉を使ったら中がふわふわの外がカリカリにならなくて「なんじゃこりゃあ!」と松田優作みたいなことになりますし、シャブをうちたいのにたこ焼き粉を使ってしまった日には血管が詰まって死んでしまいます。

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つまり、白い粉を見分けることができるかどうかは生きるか死ぬかの大問題なのです。

とはいえ、大阪に住んでいたらシャブとお好み焼き粉とたこ焼き粉の違いぐらいは簡単に見分けがつくようになりますから安心してください。

それより難しいのが小麦粉と片栗粉の見分け方です。これはとても難しい問題で、シャブをうっている大阪人に聞いても「わからない」と答える人が多いです。ですから、大阪の人はよくケーキを焼くときに小麦粉と片栗粉を間違えて使って、とんでもないケーキを作ったりすることがしばしばあります。ラリっているんだから仕方がありません。

まず、小麦粉と片栗粉の違いから学びましょう。小麦粉というのはじゃがいものでんぷんでできた粉のことで、とろみを出したり、ケーキを焼いたり、パンを焼いたりするのに使います。小麦粉を水で練ってうどんを作ったりする人もいますが、そういう人は四国人です。気をつけましょう。一方、片栗粉は片栗という植物の実をすりつぶして粉にしたもので、とろみを出したり、ケーキを焼いたり、パンを焼いたりするのに使います。うどんを作るときにも使いますが、そういう人は四国では「頭がおかしい人」というレッテルを貼られますが気にしてはいけません。片栗粉でも頑張ればうどんができる。努力もせずにうどんは片栗粉で作れないなんて思い込んでいる人たちに鉄槌を下さねばなりません。

つまり、小麦粉も片栗粉も所詮は白い粉で、シャブみたいなもんだと言っても過言ではないのです。みなさんも熱いうどんを食べたらラリるでしょう、そういうことです。合掌。