昨年の夏、２度目の例のウイルスのワクチンをうち「これでフルチンになった！」と喜んでいたのだが、よもや３度目のワクチンをうたねばならぬとはあの時は思いもよらなかったのである。重苦しく文章を書き始めましたが、簡単にいうと３回目のワクチンをうってきましたということが言いたいのです。よろしくお願い申し上げます。
私がうちに行ったのは大阪府が設置した心斎橋接種センター。別名は東急ハンズ跡地。関西に住んでいるそこそこの年齢の方であれば「心斎橋の東急ハンズ」と言えば「あー、はいはい」と思い浮かべることのできる、あの場所です。
今はそこらじゅうに東急ハンズがあるのでありがたみが薄れてしまっていますが、昔は東急ハンズが珍しかった頃があったのです。ていうか、関西圏で東急ハンズは心斎橋だけしかなくて、モノづくりのコトでなんだかんだと困ったときは心斎橋の東急ハンズまで行って店員さんに相談をすればあれよあれよと解決する魔法の場所だったのです。
そんな東急ハンズが出て行って空っぽになったビルがワクチンの接種会場となっていたのです。実際に入ってみると、なんとなく東急ハンズだった雰囲気が残っていて、懐かしさに咽び泣く……ことはなく、まぁ懐かしいなぁぐらいの感じでニヨニヨしていました。写真撮影禁止って書いてあったので写真を撮ることはできませんでしたが、私の脳裏にしっかりと焼き付けてきました。
それはそうと、心斎橋接種センターでうつことができるのはモデルナのワクチンです。私は１回目、２回目ともにモデルナをうち、今回もモデルナをうちましたので純粋なモデルナー、モデルニストとして完成したのです。今はモデルナとファイザーの混合なんて人もいるそうですが、３回ともモデルナをうったのですから、ピュア・モデルニストとして表彰してもらいたいぐらいです。
とにもかくにも、抗体はこれでばっちりのはずです。とはいえ、まだまだ感染者数は減っているものの、気を抜くことはできません。ちなみに、副反応も大したことなく済みました。めでたし、めでたし。合掌。
