ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

どむどんどん

渡辺美里が「♪愛、愛、愛……」と歌っているところで相方が「アイ・ライク・演歌」と合いの手を入れてしまったので飲んでいたものを全て噴き出してしまったまけもけさんです。わからない方は冠二郎の「炎」という歌を聴いてみましょう。

というわけで、NHKの歌番組を見た後で、新しい朝の連続テレビ小説の番宣をぼんやり見ていたら『ちむどんどん』の話題になりました。

「今、どうなってるの?もうあと半月で終わるみたいだけど……」

「経営状態がめちょんこ悪い主人公のお店に突然正体不明の女がきて、メニューを一通り食べたあとで「これをどうぞ」と言ってかばんから皮付きの豚肉を出した」

という説明を受けました。もはや、頭の中で理解がまったく追いつきません。かばんから皮付き豚肉を出すという行為が平然と朝の連続テレビ小説で行われているとは思いもしませんでした。いくらなんでも、ちょっと怖くないでしょうか。突然「これをどうぞ」と言って、皮付き豚肉を出す女。かばんの中にはちゃんと保冷剤が入っていたのだろうかとか、いろいろと思うところはあるのですが、少なくとも私は何十年、何百年と生きてきた中で、かばんの中から皮付き豚肉を出して「これをどうぞ」と相手に渡したことはありません。そもそも、皮付きの豚肉という存在自体がレア(ミディアムやウェルダンでいうところのレアではなく、貴重の意味のレアです。間違っても豚肉をレアで食べないでください。)なのに、そんなものをかばんの中に入れてうろうろしているという確率を考えてみたら、街中を歩いていてウィッキーさんに会ってワンポイント英会話に無理やり出演させられるぐらいの確率であると思います。令和チルドレンはさっぱりわからないでしょうが、昭和チルドレンは大爆笑をしているはずです。

とにかく、ちむどんどんは私の知らないうちにあなたの知らない世界になっていたということなのです。すごいことです。がんばりましょう。合掌。