ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

King Gnu に物申す

よく知らんのですけど、King Gnu という人たちがいるそうです。ありがとうございます。

とはいえ、困ったことにこの人たちは「きんぐぬー」と読むそうです。ちょっと待ってください。King の部分はよいのですが、Gnu の部分を「ぬー」と読むのに納得がいきません。G の存在が亡きものにされています。抹消されています。どうしたらよいのでしょう。G がない。いや、あるのですが、読まない。Giants なんてきちんと「ジャイアンツ」と読むでしょう。「イアンツ」とは言いません。Gorilla も「ゴリラ」です。「オリラ」とは言いません。ですから、King Gnu は「キング グヌー」と読むべきなのです。異論はありませんね。

G がふたつ並んでいるからひとつ言わなくてもええやんみたいなことなのかもしれませんが、そんな簡単な問題ではありません。ていうか、どうしても「きんぐぬー」と読ませたいのであれば、King Nu って書けばよいのです。Gを発音しないというのであれば、GUWAGUWA DAN なんて「うわうわだん」になるんですよ。あり得ないじゃないですか。

というわけですので、King Gnu は今後「きんぐ ぐぬー」と読みなさい。合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 

……と言うのは簡単なのですが、実際に「ねえねえ、きんぐぐぬーのニューアルバム聴いた?」みたいなことを言うとまだまだ白い目で見られます。フランスでの知名度はほぼ100%を誇るぐわぐわ団ですが、日本ではまだまだ知名度は低いため「きんぐぐぬーと読みなさい」と言う主張に対して「何を言っとるんだ、キミは?」と思う人も多いでしょう。そういう人にぐわぐわ団を読むようにオススメしていただければと思うのですが、なかなか上司や天皇陛下にぐわぐわ団をオススメしにくいという声も聞かれます。これは私の不徳の致すところであり、今後に期待していただければいつの日か、King Gnuを「きんぐ ぐぬー と言わない人がおかしい」という世界にしたいと思います。今度こそ本当に合掌。