日本で生活されている方々にとっては馴染みがないかもしれませんが、フランスで生活しているとパリコレなんてのは本当に日常茶飯事なので別にどうということはないのです。
トップバリュの服でモデルさんがかっちょよく登場してきたり、オンセンドの服に身を包んだモデルさんがしゃなりしゃなりと優雅に歩いたり、沖縄のファッション市場サンキで買った服でガッチリキメたモデルさんがみょんみょんウォーキングしたり、とにかくファッションセンスを磨くのであればパリコレを見なければいけないと思わざるを得ない。これがフランス人としての矜持であります。
最近はユニクロが上等なブランドに成り上がりかけており、ダサいけれど安い、ユニクロの服を着ていたらオタク認定される、フリースがヒットしなければ潰れていた、いろいろとけちょんけちょんに言われていた頃が懐かしい限りですが、果たしてユニクロはどこに行ってしまうのでしょう。社長があまりにもカリスマ過ぎて後任となる人が育たないという、日本電産みたいなことになっていますが、まぁ最悪ぐわぐわ団が手を差し伸べてあげてもよろしい。そしたら、さっさとファッションセンターしまむらにM＆Aしてあぶく銭を手にして、そのお金で沖縄に行ってホームセンタータバタで豪遊したいものです。
話がすっとんきょうな方向に行ってしまいましたが、パリコレは馴染み深いのですが、一方でポリコレはフランス人である私にはあまり馴染みがありません。ポリで開催されているファッションショーなのですが、あまりよく知らないブランドばかりなのです。アルマーニとか、ボッテガヴェネタとか、あとはなんだろう、シャネルズとか。舶来物のブランドばかりでちっともおもしろくないですし、最近は円安ですから舶来物など贅沢極まりないのです。この前まではベンツに乗っていても「へー」ぐらいの感じでしたが、今は円安が進んでいますのでベンツに乗っていると言うだけでマウントが取れるそうです。よかったですね。合掌。
