NHKでYOSHIKIスペシャルをしていたので、海鮮丼を食べつつ拝見しました。ていうか、「YOSHIKIスペシャル」って言葉そのものがプロレスの技の名前みたいで実によい。「空中元彌チョップ」ぐらいによい。これだけでお腹いっぱいになります。
ていうかさ、なんかめちょんこビッグな感じを出そうとしているっぽさがあるのです。クルーザーに乗っていたり、プライベートジェットで移動していたり、パツキンの女性が常に横にいたり。ただ、YOSHIKIについて私が思う残念なことは、とにかく声が高くて重みがない。大阪の吠える男、コンちゃんぐらいに声が太かったら完璧なのに、声が高くて軽いため、インタビューにしても、会話にしても、どうしても薄っぺらく聞こえてしまうのです。
なんとなくすごいことを言っているようでも、声が高いと軽く聞こえてしまうというか、薄っぺらくなってしまうというか、私自身も声が高いほうなので、声が太い人はいいなぁとうらやましかったりするわけです。ビッグであればあるほど、声が太いほうがよい。
そして、上の画像はXがまだプロデビューする前の、スラッシュメタルバンドを集めたオムニバスCDなのですが、この時のXのYOSHIKIのドラムって、他のバンドと比べてなんかちゃかぽこちゃかぽこしているのです。他のバンドのドラムはすごいのに。今は頸椎の痛めながらも全身全霊でドラムを叩く姿が感動をよんでいるようですが、私にとってYOSHIKIのドラムというのは上のCDのちゃかぽこドラムを思い出してしまうのです。無念。
そして、温室の中で籾殻を運んで身体をぶっ壊して鍼治療をしてもらっているシーンとかもあってものすごく感動的なのですが、20分ぐらい見て、これ以上見ていたら笑いすぎて死ぬと思ったので見るのをやめてしまいました。X JAPAN の曲は大好きなんですよ。大好きなんだけど、YOSHIKI がなんか神格化されてしまっているようで、それはなんとなくもんにょりしてしまうのです。合掌。
追記
めちょんこ茶化して「これはコントか?」みたいなノリで見てしまったのですが、ご本人のこのツイートを見て考えを改めるに至りました。
みんなありがとう。
— Yoshiki (@YoshikiOfficial) 2022年12月20日
俺、泣いてしまった。。
I cried#YOSHIKI@nhk_proff #NHK #プロフェッショナル https://t.co/RjxbkYIYYw
なんかもういろいろとごめん。再度合掌。