ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

仕事で間違えた理由を詳細に聞く

ドクダミ自由帳のこちらの記事を読んで、思ったことをつらつらと。

聞いてもいないのにミスの理由を詳細に語ってくる人について書かれています。ぜひご一読頂きたいのですが、立場が違うからでしょうか。私は全く逆なのです。

私は「ミスに対して謝らなくていいから原因を教えろください」なのです。私の草むしりのお仕事はミスをされるとミスする前の元の姿に戻すのに3倍以上の時間がかかります。無意味に謝られるより、原因を考えて次に同じミスをしないように対策をしたいのです。手順が間違えているのかもしれませんし、そもそも仕組みがミスを引き起こすようになっているかもしれません。ぶっちゃけ、誰が仕事をしてもミスをしないような仕組みを作りたいのです。

手順書を作るのなら「小学生が読んでもわかるように書く」なんてのが理想です。もちろん、児童労働を推奨するわけではありません。小学生であっても誰が読んでも読み間違いが起きず、手順書を見ながら作業をすれば誰でも同じ結果になる、そんな手順書が理想です。ただ、こちらがどれだけわかりやすく書けたと思った手順書であっても、自分の予想のはるか斜め上の読み方をしてくれる人はどこにでもいるので、試行錯誤しまくりです。

ですから、ミスの理由を詳細に語ってくる人は助かるっちゃあ助かるのですが、残念なことにミスの理由がほとんど言い訳のオンパレードで、しかも話を聞いていたらいつまで経っても原因にたどりつかないし、こっちの知りたいこととは真逆の方向に話が進んでいくので「ちゃうねん!」とついつい大阪弁で方向修正したくなったりするわけです。

そして、最終的に「以後気をつけます」だったりするとズッコケるのはドクダミ淑子さんと同じです。「以後気をつけます」なんて言われた日には「今まで気をつけてなかったの?」と嫌味を言いたくなるのです。

人間だから何もしなければミスをするのが当たり前です。でも、工夫次第でミスはなくすことができます。例えば、押印が必要な作業の場合、押印する場所を変えるだけでもミスがなくなったりするのです。以後気をつけましょう。合掌。

▼引用させていただいたドクダミ自由帳はこちらです▼