アメリカの大統領はジョー・バイデンですが、名前を聞くたびに頭の中に「売電」という漢字が頭に浮かんでしまいます。きちんと調べたわけではありませんが、日本語を母語にしている人や日本語が堪能な人であれば、ほぼ87%の人が同様の現象に悩まされているそうです(ぐわぐわ団調べ)。
日本人ですらこんなしょうもないことに頭を悩ませているのですから、漢字の本場中国ではどうなっているのでしょうか。さっそくGoogle翻訳で調べてみました。
喬·拜登
結論から申し上げると、このようになります。売電ではないようです。実に残念。では、ドナルド・トランプはどうでしょう。
唐納德·特朗普
唐十郎みたいな雰囲気ですが、なんかよくわかりません。カタカナが使えないのでとにかく無理矢理漢字に置き換えたみたいなことでしょうか。ちなみに、中国語には繁体と簡体といって日本人に馴染みのある難しい漢字を使う繁体と、毛沢東が「漢字の画数が多いからどねんかせやんか」と大号令をかけて画数を減らした簡体という2種類が存在します。私はフランス語が専門で中国語は専門外ですし、特にこのために調べたわけでもありませんので適当ぶっこいている可能性が十二分にございます。
では、もう少し外国人の名前を調べてみましょう。タモリ倶楽部が3月末で終わるそうで実に残念なのですが、タモリ倶楽部で大活躍した外人といえば元メガデスのギタリスト、マーティ・フリードマンでしょう。そんなマーティを漢字にするとどうなるのか。
実は日本語から直接Google翻訳すると失敗するので、Martin Adam Friedman を中国語に変換しました。
馬丁·亞當·弗里德曼
なかなかに迫力があります。特に「曼」の字が最後にぐっと締めてくれます。素晴らしいことです。中国の人たちはこの漢字を見てマーティ・フリードマンだと思うわけです。すごいことです。
最後に、外国人ではありませんが「ぐわぐわ団」を漢字にしてみましょう。
guwagwa集團
Google翻訳、アルファベットを使ってしれっと逃げやがりました。仕方がないのでDeepL翻訳で漢字にしてみましょう。
(歌舞团
よくわからんのですが、前のカッコは何か意味があるのでしょうか。謎です。ちなみにニャンジャ語で翻訳するとこのようになります。
gulu gulu
なんとなくかわいい。合掌。