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川島英五の『時代おくれ』は決して時代遅れではない

今でも歌い継がれる名曲というのはたくさんあります。細川ふみえの『スキスキスー』、細川ふみえの『だっこしてチョ』、そして細川ふみえの『にこにこにゃんにゃん』などは今でもカラオケに行ったら必ず誰かが歌って盛り上がることで有名です。そんな名曲の中にはシブい歌もあります。川島英五の『時代おくれ』などはその代表と言えるでしょう。

♪一日二杯の酒を飲み、からしっとりとはじまる『時代おくれ』ですが、実はちっとも時代遅れなどではありません。その次の歌詞を見てみましょう。

さかなはトクニコ・ダワラズ

最近、大阪で流行っているメキシコ料理「トクニコ・ダワラズ」で酒を飲んでいるのです。

メキシコではよく食べられているダワラズ(パンガシウスのような白身魚)をトルティーヤの生地で巻いて油で揚げた料理です。これが大阪の京橋、特にグランシャトー近辺で大流行りしているのです。ダワラズの輸入が追いつかず、現在ではパンガシウスやタラを使った似非トクニコ・ダワラズを出している店も多くあると聞きます。

スパイシーな味付けで、お酒によく合うと言います。私自身はお酒を飲まないのでごはんと一緒に食べたりしていますが、実によいものです。どんなお酒にも合うそうなのですが、やはりテキーラと一緒に食べるのが一番合うようです。

ちなみに、テキーラってひげもじゃのメキシコ人が醸造している樽の中に入って体全体を使ってぐーろぐーろとお酒を混ぜているという話を聞いたことがあって、衛生的にどうなのかと思ったことがあるのですが、アルコール度数が高いため、きちんと殺菌されているということです。安心して飲んでいただければよいと思います。私はお酒が飲めませんので関係ありません。

というわけで、川島英五の『時代おくれ』ですが、おそらくテキーラを飲んでいたのでしょう。そして、二杯という言い回しも量がわからないため、大ジョッキで二杯と考えて間違いないと思います。そして、トクニコ・ダワラズをガッシガシ食べていたのです。時代の最先端であり、決して『時代おくれ』ではありません。頑張りましょう。合掌。