ぐわぐわ団

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何かの陰謀だ

今年のプロ野球のセ・リーグは阪神がやたら強い。バースも掛布も岡田もゲイルもいないのに強い。いや、岡田はいる。いるけど監督としての岡田であって、監督としての岡田はカズを日本代表にしなかった根深い罪があるから許さない。南を甲子園に連れてってではないが、カズをW杯に連れて行かなかった岡田監督を私は許さない。先日、世界地図をトイレの壁に貼ったことをお伝えしたと思いますが、少し前屈みになるとカタールのドーハがちょうど目に付くわけです。そして、ドーハの悲劇を思い出してトイレですすり泣くのです。

あのドーハの悲劇がなければ、カズはW杯でバンバンに活躍して、そして適当なところで指導者の道を歩んだことでしょう。そして、今年の阪神の監督に就任して優勝に導いてくれたかもしれません。しかし、ドーハの悲劇の後、岡田監督がカズをW杯の日本代表からはずしたことでカズの運命の歯車はこう、なんというか、選手としての歯車がガチガチになってしまって、生涯現役みたいなことになってしまったわけです。ジャイアント馬場がゆるゆると前座でファミリー軍団 vs 悪役商会 の一員として場内を沸かせていたのとはわけが違います。50歳を超えても本気でサッカーをしているわけです。その姿勢は素晴らしいと思う反面、やはり岡田監督がカズの運命を狂わせた、許せない、許すまじと思うわけです。

とはいえ、そんな岡田監督率いる阪神タイガースがなぜか今年は強いのです。今さら岡田を監督にしてもあかんやろという空気を吹き飛ばし、故障者はポコポコと出るものの、それをチャンスと若い選手が頑張って出てきて、とてもよい循環が生まれています。

そんな阪神タイガースですが。このままいけばおそらく優勝するでしょう。悪くても6位には入るはずです。ダメ虎と言われ続け、大阪桐蔭よりも弱いと影口を叩かれ、挙げ句の果てには阪神の選手がドラフトで大阪桐蔭に指名されるのではないかという屈辱的なギャグさえ生まれかけていた昨今、ようやく阪神にブルーライトが当たる時が来たのです。ブルーライトヨコハマ。合掌。