ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

犬の心得

先日、犬のためのぐわぐわ団という記事を書かせていただきました。

こちらが思いのほか犬に好評で「人間にもわかるように書いたらよいのではないか」「人間語に翻訳したほうがよい」というご意見を犬の方々からいただきました。このようなありがたい意見を頂戴した以上、ぐわぐわ団としてもお応えしてしなくてはいけません。人類と犬の架け橋としてここは人肌脱ぎたいと思います。内臓が飛び出ます。

「犬も歩けば棒に当たる」とは人間のことわざで「棒に気をつけなさい」という意味で人間は理解していますが、犬にとって棒はそれほど怖がる必要はありません。棒は棒であって、それ以上でも以下でもないからです。それよりも、棒を持った人間に気をつけなさいという意味が言葉の奥に隠されていることをきちんと理解しておきましょう。

人間というのは実に恐ろしいもので、棒を使って「ちんちんだ!」とはしゃぎ回ったり、人を殴り殺すための凶器にしてしまったり、逆に棒を使ってSTAP細胞を発明したりもするのです。人間は棒を使っていろいろなことをするのです。

犬にとって、そのような人間を最も身近な味方につけることで安らかな生活を手に入れ、犬が過ごしやすい世の中になるのです。犬は「ワン」としか言えないと人間は考えているようですが、実際は「ツー」でも「スリー」でも言おうと思えば言えるのです。しかし、「ワン」としか言わない。それは「2位じゃダメなんですか?」と問うた元グラビアアイドルに対する回答ともなり得ます。「ワン」そう、人間に対して常に1位の座を射止めておくことが犬の幸せにつながるのです。「2位じゃダメなんですか?」という元グラビアアイドルの問いに対しては明確に「ノー」なのです。

人間が現実社会において犬に勝る従順なアンドロイドを作り、愛でるようになれば、現在の犬の存在価値が失われてしまいます。今はまだAIBO、Pepper(ペッパーくん)というライバルにもならないモノしかありませんが、後の世において初音ミクのようなアンドロイドが出てくるとも限らないのです。その時は牙を剥くときです。頑張りましょう。合掌。