Vtuber、周央サンゴが配信で「今から『パンどろぼう』の話をします。ネタバレを含みます。まだ読んだことのない人はブラウザバックをオススメします」なんてコトを言っていたので、「ならば、『パンどろぼう』を読んでからアーカイブを見よう」と考えました。まさに今朝のことです。最近草むしりのお仕事がやったらめったら忙しいのですが、頭の中は『パンどろぼう』でいっぱいです。同じ職場で『パンどろぼう』のことを考えながらお仕事をしている人はおそらくおりますまい。そんなことを考えながら、懸命に草をむしりつづけたのです。
そして、帰りに本屋さんに寄って、『パンどろぼう』を買って帰りました。
「子ども向けの絵本だし、そんな大したことはないだろう」と思う反面、「でも周央サンゴがオススメするぐらいだから何かあるんだろうなぁ」というほのかな期待でわくわくしながら読み始めました。
ネタバレはしませんが、おそらくここ数年で一番笑いました。血を吐くかと思いました。笑いすぎてめちょめちょに苦しかった。ぐわぐわ団で面白い文章を書いてみなさんに楽しんでもらおうといろいろ小手先のテクニックでやいのやいのと文章を書いていますが、パンどろぼうには絶対に勝てない。それぐらいの破壊力があります。そして、これは人生で一度しか楽しめないのです。まだ読んでいない人はぜひとも読みましょう。できればみんなで集まって、誰かに読み聞かせをしてもらえたらと思います。
私はパンどろぼうを知ってしまったので、よかったと思う反面、残念な気持ちもあります。もうあの衝撃は得られないのだ……という悲しみです。そう、読んでいない人が実にうらやましい。そういう本です。
というわけで、絵本の紹介でした。まだ手に取ったことのない人はぜひ読んでみてください。合掌。