みなさん、防衛大学校という学校をご存知でしょうか。お勉強をさせてもらって、なおかつお給料をもらえて、卒業後は自衛隊に幹部候補生として入隊できるという、なんかいろいろとお得な学校です。
とはいえ、日本には防衛大学校しかありません。専守防衛だなんだと言ってはいますが、やはり攻撃と防御のバランスが大切です。将棋も金将、銀将という駒だけでは勝つことはできません。飛車や角行といった攻撃できる駒が必要です。五目並べも守ってばかりいたら勝つ筋は出てきません。
というわけなので、そろそろ防衛大学校だけではなく攻撃大学校も作ったらどうかという提案です。防衛大学校は防衛を学び、攻撃大学校は攻撃を学びます。「うちはどんな攻撃も耐える防衛を学べる大学校だ！」と防衛大学校が叫べば、「うちはどんな防衛も突き破る攻撃を学べる大学校だ！」と攻撃大学校が言い返し、本当に強いのはどっちなんだい？といった感じになるような気がしますが、まぁ気にしてはいけません。中国の言い伝えに「矛盾」という言葉がありますが、防衛大学校と攻撃大学校がいがみ合ってしまうと矛盾した状況になってしまいます。
逆に、防衛大学校と攻撃大学校がお互いを尊重し、相手に敬意を払い、理解し合うことで、ものすごく強くなる可能性も秘めています。頑張ってもらいたいものです。
また、防衛大学校があるというのに、防衛小学校がないのも変なので作りましょう。防衛中学校も作りましょう。さらには攻撃小学校、攻撃中学校も作りましょう。また、防衛大学校よりも上の学校、防衛特大学校、攻撃特大学校も作ってもよいかもしれません。そして最もすごいのが防衛最大学校、攻撃最大学校になります。これ以上となると、防衛アタマの大盛学校とか、攻撃超特盛学校とか、亜流っぽい学校になってしまいますが、まぁ作ってもよいのかもしれません。
まずは防衛小学校から中学校、高校、大学校、そして攻撃小学校から新たに学び直し、中学校、高校、大学校へと進学、それから最大学校も通ったりしてたら、働くことなく還暦を迎えることになるでしょう。めでたし、めでたし。合掌。
