先生、おしっこ！ - ぐわぐわ団

「先生、おしっこ！」

小学校でちょいちょい耳にするフレーズです。中学校でも耳にしないというわけではありませんし、高等学校や高等専門学校であっても、耳にする可能性はゼロではありません。もちろん、大学や大学校でもわずかな希望が残されています。

大学と大学校の違いはみなさんご存知だと思いますが、大学校は大学とは違う教育訓練施設であり、有名な防衛大学校や気象大学校をはじめ、水産大学校、労働大学校、中小企業大学校など、さまざまな大学校があります。

防衛大学校に入ると、勉強しながらお給料がもらえると聞いて、それはよろしいなぁと思ったことがあります。しかも、自衛隊の売店はなぜか物価がめっちょこ安いという話を聞き、勉強しながらお給料がもらえて、しかも売店で売っている物が安いとなれば、がっつりお金を貯めることができるやないのと考えたのですが、普通の大学では絶対にしないような行軍だとか、遠泳だとか、とにかくいろんなことがハードっぽかったので、結局受験せずに今に至ります。

もし、受験していて、合格していたら、人生は違ったものになっていたことでしょう。同期の中では群を抜いて優れ、首席で卒業、二階級特進どころか、むちゃくちゃ特進しまくって幕僚長に就任。「ばくりょうちょう」という音の響きがステキなので、とりあえず幕僚長と書いただけです。気になったので調べてみたら、トップが幕僚長っぽいです。その下が将。一文字しかないのでたよりないですが、陸上自衛隊なら陸将、海上自衛隊なら海将、航空自衛隊なら航将にならねばならないはずなのですが、なぜか空将。この理屈が通用するなら、陸上自衛隊の将は上将だし、海上自衛隊の将も上将になってしまってわけがわからなくなるので、とりあえず許します。