ニュースを見て世の中のことをきちんと知っておこうと思うのですが、ここんとこ本当にもにょんりなニュースばっかりですっかりあきれている次第です。具体的に何のニュースが、というわけではなく、全体的にもにょんりとしているのです。
もっとこう、見ていてによによとできるような出来事はないのでしょうか。たまに地域のニュースで牡蠣の皮剥き大会みたいなのでおっちゃんが1メートル36センチかなんかの記録を出して優勝したみたいなのもあるっちゃあるのですが、とはいえ数が少ないし、牡蠣ではなく柿だったりするのです。牡蠣の皮剥きってさすがにニュースにするには若干もにょんりするというか、性癖に刺さる人には刺さるのかもしれませんが、それとてニッチすぎてもにょんりです。柿の皮ならまぁ許せます。そして、優勝商品として立派な柿をゲットされていました。その立派な柿でまた皮剥きの練習をして、来年の連覇でも狙うのでしょうか。期待したいものです。
ビジネス系のニュースでよく見かけるのが、本来廃棄するハズだったモノをどうにかして売れるようにするみたいなコトで起業して頑張っている人の特集とかあるのですが、あの「捨てるハズだったモノ」に価値をつけようとするのって、ほぼ失敗するわけですよ、残念ながら。捨てる理由があるから捨てているわけで、どうにかして付加価値を付けようとしても、そんな上手い話があるわけがないのです。
とはいえ、何となく意識高い系の人たちには「捨てるハズだったモノ」に価値をつけて商売にするというのは魅力的なようで、やたらとそういうことで起業しようとする人が多いのです。美味い話に乗ってはいけません。あなたの周りでこんな感じで「一緒に起業しようぜ!」なんて言ってくる人がいたら、しれっと距離を取ることをオススメします。「ぐわぐわ団のゴミみたいな記事をまとめて本にしたら爆売れするぜ!」なんて言ってくる輩がいたら、それこそ爪楊枝でツンツンしたらよろしい。以上です。合掌。