ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

労働の是非を考える:仕事始めるべきか否か

昨日が仕事始めだった方も多いのではないでしょうか。もし、まだという方がいらっしゃったら、是非もう少し抗っていただきたい。仕事始めないでいただきたい。そして、仕事始めない人が増えれば増えるほど、まだ仕事始めなくていいんじゃないかという世の中の意識が醸成されていき、仕事始めがどんどん後にズレていくのではないかと思うのです。できれば3ヶ月、いや半年、できることなら一年、頑張って仕事始めないを続けることができれば、世の中は大きくうねりをあげて変わっていくことでしょう。

ていうか、仕事始めだからといって、本気を出さないようにしてください。あくまでも仕事始めは始めなのであって、だいたいの人がスロースターターなのですから、じっくりと熟成させていけばよいのです。焦ってはいけません。

ちなみに、「しごとはじめ」は「仕事始め」が正解なんだとか。上のイラストでは「仕事初め」と書いてしまいましたが、「始め」はスタートで「初め」はファーストなんだそうです。「書き初め」は今年初めて筆を持って字を書く、つまりライティングファースト。ライティングスタートというわけではありません。「お食い初め」もイーティングファースト。イーティングスタートというわけではありません。

仮に「仕事初め」と書くのであれば、新入社員として営業部に配属されて「今から飛び込み営業や!ノルマは100件、今渡した名刺100枚を全部渡して相手の名刺をもぎ取ってこい!」と言われてポイと外に出されて絶望しかないというのが俗に言う「仕事初め」です。こういうところで根性出して、どうにかこうにか90枚名刺交換してへとへとになりながら帰社したら「アホかオマエは!100件言うたのになんで90件で帰ってくるねん!今まで頑張ってきた先輩はみんな100枚完凸してきたで!」と詰められて残業確定どころか、いつ帰れるのかわからなくなって途方に暮れたりするのです。

書いてて悲しくなってきたので、やはり労働は悪だと思います。仕事なんて始めたらいけないのです。合掌。