最近、記事のタイトルをはてなブログの「AIタイトルアシスト」機能に任せることが多いのですが、明らかにちょっと狙った感じで大袈裟にタイトルをつけるので、なんかマジで武者小路実篤にAIの爪の垢を煎じて飲ませてあげたいです。武者小路実篤の代表作のタイトルは地味に『友情』ですからね。もっと読者をひきつけるナウいタイトルをAIが考えてあげたらもっとたくさん売れて印税でうはうはできただろうに残念なことですこと。
それはそうと、荘内銀行と北都銀行が合併するそうです。馴染みがない方も多いかもしれませんが、荘内銀行は山形県の銀行、もともとは第六十七国立銀行という国立銀行で、その後第百四十国立銀行を合併したり、なんやかんやしてるうちに荘内銀行になったという由緒のある銀行です。
銀行というのはなんやかんやしているもので、三井住友銀行というのはわかしお銀行に吸収されて消滅しているのです。現在、みなさんが目にする三井住友銀行はもともとはわかしお銀行だったのです。わかしお銀行が三井住友銀行を吸収し、商号を三井住友銀行に変更した銀行が今の三井住友銀行なのです。
話を戻しましょう。北都銀行は秋田県の銀行です。秋田県は山形県の北に位置し、山形県は秋田県の南に位置しています。そして、荘内銀行と北都銀行が合併することにより、東北で初の県をまたいだ銀行合併になるそうです。
気になるのは合併後の銀行名です。実は荘内銀行と北都銀行はフィデアホールディングスという親会社があって、経営統合はしちゃっているのです。となると、普通に考えるとフィデア銀行になるのが筋と思うのですが、そんなオシャンティな名前にしちゃったら東北の人たちは「なんやねん、気取りよって。アホか！」と激昂して憤死するに決まっています。
ここはひとつ、ぐわぐわ団が新しい銀行名を考えましょう。東北らしく、なじみやすく、親しみがもてる銀行名……まぁ『こけし銀行』ぐらいでええんちゃうんかなと思います。あまりにも適当。合掌。
