ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

卵の素晴らしさ

みなさんは卵を腐らせたことがありますか。残念ながら私はありません。腐らせる前に食べてしまうからです。常に卵が冷蔵庫に何個あるかは確認しておき、なくなりそうなら買って帰るようにしていますので在庫切れというようなこともないように最新の注意を払っています。

最も新しい注意ってなんやねんと思いますが、とにかく朝ごはんには卵が必須なのです。卵焼きにするか、目玉焼きにするか、それとも生卵でTKGにするか、いろいろと選択肢はありますが、卵がなかったらどうにもこうにも朝が始まらないような気さえするのです。

ていうか、私に限らず卵を腐らせたことがある人のほうが少ないのではないかと懸念するのです。冷蔵庫に卵を入れておくと、腐りもせず、卵の中の水分が抜けてしまって、振ったらカラカラ音がする、なんてことになったりもします。どうやったら腐らせることができるのか、逆に知りたいくらいです。

しかしながら、高校の化学の授業で硫化水素の事を学ぶ際に「卵が腐ったような臭い」がすると学習するのです。テストで「硫化水素はどのような臭いがするでしょうか」と問題があれば「卵が腐ったような臭い」を書かねば点数がもらえません。

だがしかし、私は、そしておそらく大部分の人たちは、卵の腐ったような臭いを嗅いだことがないのです。これはもう由々しき事態です。とはいえ、わざと卵を腐らせるようなもったいないことをすれば、ワンガリ・マータイさんの逆鱗に触れることになります。最近は卵も値段が高くなっており、物価の優等生と言われていた頃が懐かしいとすら思えてきます。

しかも、日本の卵は生で食べることができるのです。これは本当に素晴らしいことです。海外で卵を生で食べるというと「本当に大丈夫か!?」」と心配されますが、実はこれも聞きかじりでしかなく、海外渡航経験が皆無の私は海外の卵が生で食べられないということを知識としては知っていても、体験したわけではないので、卵の腐ったような臭いと同じなのです。

ここはひとつ、硫化水素が譲歩して、もし仮に卵が腐ったときには「硫化水素のような臭いがする」という方程式も成立させておくべきでしょう。よろしくお願いいたします。合掌。