ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

金利政策の影響:マイナスからプラスへの転換

日本銀行がマイナス金利政策の解除を決定しました。私たちの生活にどのような変化が出てくるのでしょうか。金融政策に疎いぐわぐわ団がみなさんにわかりやすいように解説させていただきます。

まず、マイナス金利政策というのは何かということから始めなければいけませんが、何のことだかさっぱりわかりません。そもそも金利というのはトイチといって100万円借りたら10日後には1割、つまり10万円足して貸主に返さなければいけません。100万円借りて競馬場に行って手堅く本命に賭けるか、それとも穴馬を狙うか、その結果によってマグロ漁船に乗る羽目になるのか、はたまたぐるぐる巻きにされて大阪湾に沈められるかの2択になるわけですが、金利というのは恐ろしいものであると言ってもよいでしょう。

マイナス金利というのはその逆で100万円借りたらおまけで10万円貰える、もしくは90万円しか返さなくてもよいという夢のような状態のことですので、わざわざマイナス金利政策を解除する必要は全くありません。みなさんはお金を借りて、借りて、借りまくれば、お金をもらえてウッホウッホだったはずです。しかし、日本人はお金を借りるのが嫌いな民族ですので、何とか世の中の均衡が保たれてきたのです。

日本銀行はそんな状況にメスを入れて、100万円借りたら10日で10万円返さないとダメだよと言い出したのです。これでヤクザも安心です。サラ金業者も「腎臓売ってでも金返済さんかい」と凄むことができます。銀行なんかはもともと「晴れている日に傘を貸し、雨が振ったら取り上げる」と言われていますから影響は軽微ですが、住宅ローンなんかを銀行から変動金利で借りている人たちなんかは恐怖に駆られているのではないでしょうか。

今までは金利なんてゴミクズのようだと思っていた人もたくさんいたはずです。なんせマイナスだったのですから。しかし、これからは金利が上昇するため、悠長なことを言っていてはいけません。きちんと5%の金利を払っても生活が問題ないと思える人だけ住宅ローンを借りましょう。合掌。