昨日は4月1日でした。新入生、新入社員、そして侵入社員の方々、みなさんめちょんこ大変だったのではないでしょうか。
ニュースでいろんな会社の入社式を伝えていましたが、ウェイウェイした感じでビールで乾杯しているクラフトビールの会社があったり、どっかの鉄道会社なんかは貸切電車を走らせて電車の中で入社式をしていました。就職氷河期の頃の入社式なんてのは暗い顔した社長が「頑張ってください……」とボソッと呟いたあとに配属先を伝えられて、後は各自で配属先に行きなさいという、かなりぶっきらぼうな感じで終わっていたような気がします。決して歓迎なんてされていなかったというか、景気も悪いし人件費もかかるから最低限の人数しか雇わなくて、それが今になって人が足りないからといって若者を雇いまくってる計画性のなさはどうにかならんかと思うのです。
これは別にどこの会社がというわけではなく、日本全体が計画性がなかっただけなのですが、産まれた時代によってめちょめちょに差が生まれるというのもどうにかならんもんかと思ったりもしないでもないのです。そんなことを言うと、昭和１桁年に生まれて戦争を体験した人たちは運が悪かったとしか言いようがないわけですが、とはいえ生き残って高度成長期を乗り越えたら年金や軍人恩給なんかで老後は優雅だったりするわけで、ぶっちゃけ産まれた時代だけでもなく、産まれた家庭環境とか、本当にいろいろな要素が絡み合ってくるので、こういう話はすればするほど不毛な話にしかならないわけです。
私たちができることは今をどうするか。未来をどうするかであって、過去を振り返って後悔するなんて時間がもったいないだけなので、過去は美しい記憶で塗りつぶして、前を向いて歩けばいいのです。前を向いて歩くのが嫌なら、後ろ歩きでも結構、とにかく動くことが大切です。みなさんは頑張って動きましょう。私はおふとんにくるまって寝ることにいたします。合掌。
