労働市場の流動性について考える前にちょっと激昂して憤死した事案があるので吐き出してもよいでしょうか。マジでふざけんじゃねぇと怒髪天を突きました。
この本のタイトルを見た瞬間に身体中の血液が沸騰しそうでした。ありえない。こんなタイトルを許してはいけない。本の校正者は仕事をしろと問い詰めたい。とことん問い詰めたい。
なぜ私がこれほどまでに怒っているのか。そう、松屋で売っているのは「牛めし」であって「牛丼」はないのです。「牛丼」を食べたければ吉野家かすき家に行きなさい。ちなみになか卯にも「牛丼」はありません。「牛すき丼」や「牛とじ丼」ならあります。話がそれましたが、松屋に「牛丼」はない。これは常識であり絶対に間違えてはいけないことです。
さて、話を本題に戻しましょう、労働市場の流動性について。こちらに関しては論点はひとつです。流動性を高めたかったらおぜぜをたくさんもらえる世の中にするだけです。有能な人はたくさんおぜぜがいただける会社に行くでしょうし、有能な人をどうにかして引き止めたい人にはおぜぜをたくさんあげるか、労働条件を良くあげるしかありません。有能な人じゃない人はどうすりゃいいのと思われるかもしれませんが、優秀な人が羨ましいと思って、自分もなんかせにゃならんと思って奮起するでしょう。すると優秀な人になりますから、おぜぜがたくさんもらえるところに引き手あまたになります。リスキリングとかいろいろ言われていますが、優秀認定されるとおぜぜをたくさんもらえる、休みをたくさんもらえる、なんてメリットが出てくると、やる気のある人はどんどん勝手に勉強したりするはずです。
そもそも労働者はいつでも辞めることができるのです。一方で経営者は原則辞めさせることはできません。こういう条件である以上、労働者がもらえるおぜぜを増やして安心して別の職場に行くことができるようにするのが労働市場の流動性であり、そのためには景気を良くしてもらえたらよいのです。難しく考えたらダメです。頑張りましょう。合掌。