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大阪人にとって松屋が百貨店という事実に驚愕する

みんなの食卓でありたい松屋が大好きです。

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そして、松屋が提供しているのは「牛めし」です。これは決して間違ってはいけません。松屋は「牛めし」であって「牛丼」ではないのです。この細かいこだわりがあるかないかで松屋に対する愛がわかります。仮にあなたが女性で、男性にデートで「松屋で牛丼でも行こうか!」と誘われたら「松屋は牛丼じゃなくて牛めしよ!そんなことも知らないで松屋に誘うなんてどうかしているわ!」と猛然と叱りつけるべきです。 そもそも論としてデートに松屋はどうなのかという件に関しては、私は「デートで松屋を使うのはアリ」「いっそ、婚約指輪を渡すのもアリ」「ただし、松屋でフラッシュモブはタブー」という立場です。こじゃれた、よくわからないお店に言ってハズレをひくなら、堂々と松屋に行けばよいのです。美味しいから。

それはそうと、大阪に住んでいるとちっとも馴染みがないのですが、東京の銀座と浅草には松屋という百貨店があるそうです。とくに銀座にある松屋銀座は、銀座地区の百貨店において人気・売上ともに銀座三越と首位の座を争うほどなんだとか。

よくわからないのですが、東京で「松屋でこのハンドバッグを買ったのよ」と言えば、「まぁ!奥様、さすがお金持ちでいらっしゃる!」という会話が成り立つのかもしれません。大阪で「松屋でこのハンドバッグを買ったのよ」と言ったところで、ちっとも理解されないどころか「はぁ……かわいそうに……」ぐらいの目で見られてしまう可能性だってあるのです。

ちなみに牛めしの松屋は百貨店の松屋に遠慮をしているのかわかりませんが、銀座には出店しておらず、銀座は銀座でも戸越銀座店や川崎銀座街店、堺東銀座街店があったりするぐらいで、百貨店と立地上の競合はしていません。住み分けというのは大切なことです。

なぜ、こんな話を書いたのかというと、私の住んでいるところの近くに「吉野屋」という質屋さんがあるのを目にしたからです。私は質屋の「吉野屋」には行ったことがないのですが、吉野家のどんぶりを質に入れたらいくら融通してもらえるのか気になることもなく、夜はきちんと寝ることができます。合掌。