ジャパネットたかたが消費者庁からご指導を受けました。29,800円のおせち料理を早期に予約すれば10,000円引き!という売り方をしたのですが、実際に29,800円では販売されなかったのがダメだというのです。
ジャパネットたかたは、早期予約で完売しちゃったから29,800円では売れなかった、去年や一昨年は定価でも販売したとして消費者庁とバチバチにやり合う姿勢を見せています。この消費者庁とジャパネットたかたの争いに対して、ぐわぐわ団は大岡裁きを下したいと思います。
とりあえず、ジャパネットたかたのおせち料理がバードカフェよりもひどいものであったならジャパネットたかたを擁護するつもりはありませんが、料理そのものは良さげです。であるなら、消費者庁はジャパネットたかたにぷんすかするよりもバードカフェのおせち料理に怒るべきです。しかしながら、消費者庁はすでにバードカフェのおせち料理を槍玉にあげていました。「グルーポン」という今はなきサービスで購入すればめちょんこお得に買えますよ!ということでみんながバードカフェのおせち料理を購入。しかし、実際中身はスカスカで当時の2ちゃんねるで大炎上しました。消費者庁も「グルーポン」で販売されていた値段が定価であって、通常価格の50%以下とか言ってお得感を出す売り方はダメだ!とお怒りになられたのですが、怒りの矛先が違うのです。中身がスカスカであったことがダメなのです。
ジャパネットたかたのおせちはスカスカではありませんでした。それで十分ではないのでしょうか。しかも、早割ということでみんなが安く買ったのです。それ以上でも以下でもありません。
ちなみに、バードカフェ問題が起きたのは2011年のお正月であり、ほぼ15年前のことです。その3年後には野々村竜太郎が号泣会見を開きました。何が問題なのかというと、もうそんなに昔のことなのか……としみじみしてしまうことです。時の流れは残酷です。頑張りましょう。合掌。