昨日、一昨日までぐわぐわ団はバードカフェに対して怒りを露わにしておりましたが、フランスアンガーマネジメントゥ協会の会長から「さすがにアンガーしすぎでムッシュー」と苦言を頂きました。確かに、バードカフェで人生を救われたという人にとって、昨日、一昨日のぐわぐわ団は読むに堪えない文章であったに違いありません。猛省しきりです。というわけですので、今日は心機一転、バードカフェのおせち料理を讃えようではないかと思うのです。

まず、グルーポンというサービスを通して10,500円という値段設定をしたのがすごいことです。通常価格21,000円であったにも関わらず、グルーポンを使えば半額になるというよくわからない仕組み。もちろん、グルーポンに支払う手数料もあったかと思います。調べてみたところ、どうも50%近くはグルーポンが抜いていたようで、客を集めてやったんだから売り上げの半分は寄越せ!みたいなドギツい商売をしていたようです。暴力団でもそこまでアコギな商売はしません。となると、バードカフェが手にするのは5,000円しかありません。その5,000円から箱代や梱包材の費用、運送量、人件費、もちろん食材の費用等も支払うのですが、そもそも無理のある話です。5,000円でおせち料理を作れと言われてもピンとこないかもしれませんが、注文が500件あったという話ですから、5,000×500で250,000円です。どう考えてもこんな金額でおせち料理を500個作るのは無理でしょう。
しかし、バードカフェは頑張ったのです。ぺらぺらのローストビーフを用意することすら厳しかったに違いありません。海老なんかは市川海老蔵から仕入れたとしても大変高価なものです。そして箱の底はキンキラの金色だったのですが、これはおそらく金箔もしくは金メッキであり、当時も金は高かったので、もはや赤字であったに違いないのです。
しかも、人手が足りずに頑張って徹夜して作ったなんて話もあります。そんな頑張った人に対して「ぺらぺらのローストビーフを送りつけるとはどういうことだ!」と怒ることができましょうか。私なら激怒します。合掌。