内線電話では「いつもお世話になっております」と挨拶をするのが礼儀作法であると新入社員の最初の社員研修で教わるものだと思いますが、そろそろ終わりにしませんか、アレ。

本音では「こっちはいつもお世話したってんねん」だし、「お世話になんてこれっぽっちもなってないねん」だし、「お世話どころかお介護だよ」と悪態をつきたくなるし、ぶっちゃけ電話かけてくんなし、なのです。何がどうなって「いつもお世話になっております」なのか真相を知りたい。
「いつもお世話になっております」とお互いに言い合うだけで10秒以上かかるのです。冗談ではない。そして、内線電話を1日10回でもしようもんならそれだけで1分かかる計算になります。22歳から65歳の定年まで43年間、1年の労働日数を245日としましょう。「いつもお世話になっております」だけで10,535分、時間にすると175時間ちょっと、まあだいたい1週間になるのですが、1週間もの時間を朝から晩までどころか24時間延々と「いつもお世話になっております」の応酬で費やしているのです。1日8時間勤務だと仮定すると、入社から定年までの期間の中で約1ヶ月は「いつもお世話になっております」なのです。
命が永遠に続くのであればやむを得ないコストであると割り切ることもできるかもしれませんが、我々の命は限りがあるのです。決して無尽蔵に時間があるわけではありません。お世話しようが、しまいが、どっちでもいいのです。要点だけかいつまんで伝えてくれたらそれでいいし、こっちもできるだけ電話なんて早く切りたいから「そんなん知るか!」と要点をまとめて説明させていただきます。
そもそも電話なんて録音でもしない限りは証拠にもならないんだし、Slackとかのチャットでちゃっちゃと文字でやり取りすればログも残って万事休す……ではなく万事OKなわけで、少なくとも「いつもお世話をしているのかどうか」問題にはカタがつくのでよいのではないかと思うのです。頑張りましょう。合掌。