どっかのプロ経営者が言いだした「45歳定年制を導入せよ」という発言が大炎上しています。炎上にびっくりして「定年という言葉はふさわしくなかった」とか変な言い訳しまくっていますが、もはや言葉が一人歩きしている状況で、言葉を重ねれば重ねるほど見苦しいだけのような気がします。このSNSが普及しまくっている社会において、自分の発言にはきっちりと責任を持たねばなりません。
そして、発言に責任を持つことでは定評のあるぐわぐわ団は「45歳定年制」などという中途半端なことを言うつもりはなく、もっと踏み込んで「4歳定年制」を導入すべきだと主張させて頂きたい。
だいたい、45歳まで働かねばならないことがおかしいのです。産業革命から始まり、エネルギー革命、ＩＴ革命に人間革命、いろんな革命がどんどこ起きて生活がラクになるはずだというのに、いまだにブラック企業がのさばり、やれ成長だなんだと自己研鑽を押し付けられ、ラクをしたいと隙を見せた暁には「ブログでお金儲けができる！」と嘘八百の情報商材を押し付けられたりする始末。ちっとも気が休まりませんし、いつになったらのんびり過ごすことができるのでしょう。
というわけで「4歳定年制」を導入し、4歳で定年となった後は田舎でのんびり農業をして自給自足で暮らすようにすればよいのです。サントリーの社長も3歳児に任せておけばよいのです。3歳児には若くて柔軟な発想でばんばん改革を進めてもらいましょう。
この「4歳定年制」に反対する知識層の人たちには有無を言わさずに黙ってもらうことにします。いらんこと言われたら困りますし、勝手なことを言ってもらっても困ります。みんながのんびり何も考えずに農業をして自給自足で暮らせば、みんながハッピーなのです。知識層と言いましたが、メガネをかけている人も頭が良さそうなので有無を言わさず黙ってもらいましょう。
こんな考え方で本当に国を動かしちゃった国がカンボジア。クメール・ルージュ率いるポル・ポトが原始共産主義を掲げて、似たようなことをしたもんだから、とんでもないことになってしまったのです。やはり「4歳定年制」は無理がありすぎるので、発言は撤回させていただきます。合掌。
