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ノーベル賞を受賞したと仮定してスウェーデンに行くには?

ノーベル賞を受賞された方がスウェーデンに行ったことがニュースになっておりました。まことにおめでたいことでございます。心から祝福したいと思います。

そこで、仮に私がノーベル賞を受賞したとして、どうやってスウェーデンまで行けばいいのだろうという問題が立ち塞がりました。

八尾空港から1時間に一本飛んでいるスウェーデンのストックホルム・ヴェステロース空港行き定期便に乗るのが一番良いように思うのですが、お値段が高いのと使用機種がYS-11という国産のプロペラ機なので乗り心地が良くないのが難点です。せっかくのノーベル賞受賞なのですから乗り心地も重視したいものです。

となると、もうひとつの選択肢であるコウノトリ但馬空港からストックホルム・アーランダ空港に飛んでいる便を使う方法が現実的です。LCCですのでお値段も安く、エアバスA320は乗り心地も最高です。とはいえLCCですから座席幅は狭く、身動きを取ることもままなりません。13時間ほどのフライトを動くこともできずにただひたすらジーッと待つだけという苦行は千日回峰行に近いものがあります。しかも「ビーフオアチキン?」とスチュワーデスさんが聞きにくることもなければ、飲み物のサービスもありません。トイレはボットン便所ですし、車掌さんもいないワンマン運行です。

犬と人間の遺伝子を融合させて人工的に作られたワンマンは人間の命令に忠実で、犬の持つ身体能力を最大限に発揮できるため、13時間ものフライトでも悠々とこなしてしまいます。問題点は知能が犬なので飛行機に詳しくないことぐらいでほとんどデメリットは見当たりません。適当にレバーを引っ張ったり、ワンと吠えたりしますが、それでも飛行機はきちんと運行されますので気にしてはいけません。

ハイジャックされてもワンマンなら勇猛果敢に立ちはだかりますし、大きな犬歯でハイジャックを噛みちぎります。実に安心です。

とりあえず、私はプライベートジェットでスウェーデンに行きますね。合掌。