ぐわぐわ団

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ヤクザじゃないけどチキンマックナゲットを15個食べたよ!

というわけで、現在14日の22時。風がびゅーびゅー吹いています。明日はゆっくり家で引きこもりをしようと思っていたのですが、そういうわけにもいきません。草むしりのお仕事は台風であっても休むわけにはいきません。とはいえ、傘もさせないようなものすごい暴風雨だったらどうしようもないので、やむなくイトーヨーカドーで長靴を買ってきました。レインコートは過去にそこそこいいのを買ってあるのでそれを使います。ちなみに、百貨店やスーパーなんかは軒並み休業を決めていますし、阪和線は終日運行を見合わせると早々に発表してしまいました。根性がない。ていうか、大阪に住んでいたらみんな知っていることなのですが、阪和線というのはとにかく根性がない路線で、何かあるとすぐに止まります。雨が降っても止まる。暑くても止まる。とにかく止まる。そして乗り入れをしている大阪環状線に迷惑をかける。そういう残念な路線なのです。

そんな感じで、草むしりのお仕事に行ったものの、台風の影響でどうにかなるかもしれませんので16日の予約投稿記事を書き始めようと思ったのですが、特に面白すぎてゲラゲラ笑えるような話があるわけでもありません。私のおもしろネタ帳もすでに真っ白です。人生幸朗・生恵幸子師匠から受け継いだネタ帳もすでに使い尽くしています。となると、すでに使ったネタでごまかすしかありません。チキンマックナゲットを15個も食べたよ!というネタでどこまでぐわぐわ団を引っ張ることができるのか。そろそろ限界かと思ってはいるものの、あと数回ならごまかしごまかしでどうにかできるかもしれません。

とにかく、チキンマックナゲット15個というのはなかなかに数が多くて、ニワトリの方々からは相当なクレームを受けそうな量です。唐揚げと違って胸肉だからなのか、あっさりと食べられて脂っこくないのが救いといえば救いです。唐揚げ15個は絶対に無理ですが、チキンマックナゲット15個なら食べることができます。この違いについて、次回から深く掘り下げていきたいと思います。ご期待ください。合掌。

ナゲット15個を食べたお話

昨日、朝マックに行ってチキンマックナゲットを15個食べたというお話をしました。今日も同じことを書きます。どういうことだ?と思われるかもしれませんが、書いてあるとおりです。チキンマックナゲットを15個注文したのです。

マクドのアプリを使うと店員さんが席まで持ってきてくれるのでめちょんこありがたいサービスがあるのです。もちろん、そのサービスを使って注文をしたところ、私の親ぐらいの年齢の店員さんが「ナゲットが揚がりましたよ〜」と言いながら持ってきてくれました。街の定食屋で天丼かカツ丼でも頼んだんだろうか?という感じで持ってきていただきました。ほんでもって、本当にアツアツで揚げたて。びっくりしました。嘘偽りなし。完璧に揚げたてです。恐らく調理場ではさっきの女将の夫(料理人)が天ぷら鍋の前で汗をかきながら、音が変化する瞬間に注意しながら揚げていて、一瞬の違いで「ここや!ここが最上の揚げ具合や!」と。職人技でチキンマックナゲットを揚げていたのではなかろうかと想像してしまいました。そして、女将が最上のチキンマックナゲットをうやうやしく持ってきてくれたのです。そう考えると本当にマクドナルドというのはありがたいところです。

実際は「♪ちろり、ちろり、ちろり」と音が鳴ったらフライヤーからあげて少し冷ましてから箱に入れて持ってくるというマニュアルがあるのであろうと思うのですが、昨日のチキンマックナゲットは女将と料理人である夫の二人三脚で作ってもらった逸品であったと思い込みたいと思うのです。

そして、そんなチキンマックナゲットですが、やはりソースはマスタードが鶏肉に合うような気がします。燻製風たまごタルタルソースは美味しかったといえば美味しかったのですが、燻製風にする必要性は感じなかったなぁというのが本音です。タルタルソースが美味しいのはわかっているので、いらんことせんと真っ直ぐなタルタルソースで勝負してもらいたい。そんな昼下がりではなく朝でした。合掌。

レタス

こないだ、近鉄百貨店の地下の野菜売り場でレタス1玉が58円で売っていました。たまごが1パックで300円近くもするハイパーインフレ渦巻くこの世の中でレタスが1玉58円というのはなかなかにありがたいことです。ちなみに、近鉄百貨店の地下の野菜売り場はきのこ類がだいたいそこらのスーパーの半額ぐらいだし、ミニトマトはあほみたいな量を400円ぐらいで売っていたりするし、ばかでかいにんじん3本で198円とか、とにかく懐に優しい。

AmazonのKindle本の「Kindle日替わりセール」で面白そうなのがあればとりあえず積ん読してしまったり、台所用洗剤のキュキュットのポンプ式のが欲しくてどでかい詰め替えのキュキュットが2本もおまけでついてくるようなセットを衝動買いしたりして、何がなんだかわからんモノでそこらじゅうが埋まっているような生活をしているわけですが、とにかく食費は毎日否でも応でもかかってしまう以上、レタス1玉が58円というのはありがたいわけです。

今日はレタスをベリベリむいて、お皿にどばーっと散らしてから、春雨の炒め物を乗せたのですが、レタスでカサ増しするだけでめちょんこ豪勢になりました。レタスをバリバリにむいて、お皿にぐしゃーっと広げてから、茹でた豚肉をのせるだけでもなんかすごい料理になります。ポン酢でもなんでもかけて食べたらよろしい。大葉か何かがあれば刻んでびゃーってすれば大人の料理にもなります。

このように、レタスというのは安い時は1玉どかんと買っておいて手抜き料理のカサ増しに使うとよいのです。

以前誰かが、家庭料理というのは「死なないためにとりあえず食べる」ぐらいの立ち位置でよい、と言っていたのを思い出しました。確か有名で著名な方だったと思うのですが、家庭料理の本質をよくあらわしていると思います。贅沢な食事がしたければ料理のプロに頼めばよいのです。私たち家庭人は料理のプロではないのです。気楽に考えたらよろしい。合掌。

いのち

相方がシュークリームではなく『いのち』を買ってきました。

シュークリームも美味しいのですが、『いのち』もめちょんこ美味しいのです。

『いのち』とは何かと言うと、青森県で有名なお菓子です。カスタードケーキと書かれています。株式会社ラグノオささきというところが作っているお菓子で、社長は木村さんです。さっき調べてびっくりしました。なんで株式会社ラグノオささきとわざわざ「ささき」と書いてあるというのに社長が木村なのか。株式会社ラグノオきむらなら問題はありません。しかしながら、株式会社ラグノオささきなのに社長が木村さんというのは違和感があるようですが、別に今のトヨタの社長は豊田さんではなく佐藤さんですし、山崎製パン株式会社だって社長は山崎さんではなく飯島さんです。細かいことを気にしてはいけません。

それより、『いのち』ですが、ふわっふわの皮にりんごのペースト入りのカスタードが包まれていて、それはもう幸せになる美味しさです。シュークリームとはまた違った美味しさがあります。コシヒカリも美味しいですが、ササニシキも美味しい。同じようなことです。ただ、世の中はどいつもこいつもコシヒカリばっかり優遇して、というかササニシキが冷害に弱いという弱点があったため、生産量はめちょんこ減ってしまっています。お寿司を握るならコシヒカリよりもだんぜんササニシキであるべきなのですが、私は寿司職人ではないので細かいことはよくわかりません。

とにかく、美味しいモノはある一定水準を超えると、どれもこれも美味しくて、抗うつ付けがたい……ではなく、甲乙付けがたいと言えます。『いのち』はふわふわで美味しい。何かのきっかけで青森に行かれたり、青森の物産展なんかで『いのち』を見つけた方はぜひとも手に取っていただければと思います。

しかし、なぜ社長が木村さんなのか、本当にわかりません。実に困ったことです。でも、きっと何か深い理由があるのでしょう。そっとしておいてあげましょう。合掌。

 

カスティラ

みなさんがよくご存知のカステラ、甘くて柔らかくて美味しくて、後ろについている紙をぺりぺりとめくって紙にくっついているのを紙ごとねぶって食べるのが慣わしのカステラ、そんなカステラですが、もともとはフランスのカスティラというお菓子だということはあまり知られていません。剣道と同じく、韓国が起源だという説もありますが気にしてはいけません。

カスティラは紙の部分がメインでふわふわの甘くて柔らかい部分はおまけだったりと違う部分が多いのですが、基本はカステラとカスティラは同じと考えて差し支えがないといっても過言ではないかもしれないのかもしれません。違う点として、カスティラはうずらの卵を使って作らなければならないというパシティエの暗黙の了解があります。

しかし、うずらの卵を生産しているのは日本で27戸しかありません。しかも、生のうずらの卵を生産しているのは9戸しかありません。フランスのカスティラを作ろうとしたら、めちょんこ大変です。仕方がないので、鶏の卵を使うのが妥当でしょう。

そんな鶏卵ですら、最近はやったらめったら値段が高騰しており、まさに卵1個が金1個、コショウ1粒金1粒と言われた大航海時代にも匹敵するぐらいの値段の上がり方です。しかも品薄に拍車がかかっており、鶏卵を買おうとしても買えないなんてことがままあるのです。

欲しいものは全て手に入れないと気が済まない性分である私にとって、卵を買いたいときに買えないというのは実にツラい。こうなると、お金がいくらあってもダメなのです。世の中はお金が全てだと考えている人が多いですが、そんなことはありません。お金がいくらあっても卵が売っていないと卵は買えないのです。札束で店員の頬を叩いたところで警察をよばれるだけで卵を手にいれることはできません。

みなさんにおかれましては、カスティラを食べる際はうずら農家に感謝するとともに、砂糖農家の方にも感謝していただきましょう。もちろん、カスティラの生産者であるボン・ジョセフィーヌにも感謝しなさい。合掌。

しゅーくりーむ

んぱろめ。ちゃんの配信を見ていて、生クリームがどっちゃりのシュークリームが食べたくなったので買ってきて食べました。アンテノールというお店のシュークリームで、どっちゃり生クリームが挟まっていました。

普通のシュークリームには下のほうにちっちゃな穴があいていて、そこからクリームをちゅーちゅー吸うのが正しいマナーなのですが、アンテノールのシュークリームはちっちゃな穴が空いているどころか、真ん中からずっぱし割れているので穴からちゅーちゅークリームを吸うというマナーでもって食べることができません。生クリームだけをフォークでがりがりと削り出すようにしてほじくり、フタになっているシューの部分をひっぺがしてシューにクリームを塗りたくって、まるでルヴァンパーティのようにして楽しむわけですよ。そして、フタの部分がなくなってしまったクリームの塊(藤原鎌足)をこれまたがりがりとしながら食べて、あまりのおいしさにほっぺたが落ちるわけです。

日本語をあまり存じ上げない方のために補足説明致しますが、ほっぺたが落ちるというのは比喩表現であり、美味しいということを指し示す「たとえ」です。決して現実的にほっぺたが落ちるわけではありません。美味しいものを食べてほっぺたをべしょっと落としてしまっていたら、そのたびに救急車をよんで病院に運んでもらってほっぺたを手術で縫合してもらわなければなりません。縫合のうまいお医者さんならよいのですが、夜中に隠れてこっそり美味しいものを食べてほっぺたが落ちて、ぎゃーとなって救急車をよんで病院に連れて行ってもらったら、当直のお医者さんが医師免許取ったばかりの新米医師で、しかも血を見るのが苦手で将来はコンタクトレンズ屋に併設されている眼科でしっぽりゆったり人生を送るつもりの方だった場合にはもはや目も当てられません。

というわけで、美味しいものを食べるときはきちんと縫合が上手な医師を見つけておくことが必須です。合掌。