ファッションプラザ・オンセンドのチラシを見ていて、相方が言いました。
「現金一括大量仕入れ!って書いてあるけど、別にいらんよね、この情報。」
確かに、どうやって安く仕入れたのかは買う側からすれば全く必要のない情報です。大阪のおばちゃんじゃあるまいし、「この服、ごっつい安かったんよ!いくらやと思う、500円やで、500円!」と、なぜか安物であることをアピールしたがる人種もいないことはないのですが、大阪以外にお住まいの方、もしくは大阪にお住まいであっても、心を大阪に売り渡していない方であれば、そんな安物アピールはしないでしょう。
INGNIのブランドの服なんだから、INGNIの店で買ったように装えばよいのです。何も「これ!オンセンドで1,800円で買ったのよ!オンセンドは現金一括大量仕入れやからやっっすいわぁ!」なんて無駄なアピールをする必要はないのです。
話がちょっとずれますが、INGNI←これをイングと読むのが解せません。後ろのNIの無視されっぷりがかわいそうでならないのです。knifeのkも同様です。なぜにあるのに無視するのでしょう。百舌鳥と書いて「もず」と読ませるのも、なんだかぐわぐわしないでしょうか。大阪には中百舌鳥と書いて、なかもずと読む地名があるのですが、なんとなく釈然としていません。中百舌鳥は四文字、なかもずも四文字ですが、それで許せるのかと言うと、許せないのです。
というわけで、NIもそろそろ自己主張すべきですよ。INGNIのお店に電話をかけたら、「はい、イングです。」って言うのかもしれませんが、「イングニですだろうが!」とクレームを付けなければならない時が来たのです。即、着拒されて終了です。
ですから、心のなかではずっと「イングニ」と読んでいます。表には出しません。人生で初めて、このブログで今までずっと隠してきた「イングニ」をカミングアウトしたのです。まさか、「このイングニの服、オンセンドで買ったのよ!安かったの、さすがオンセンドだわ、現金一括大量仕入れだけのことはあるわね!」と口に出したことのある方はいらっしゃらないでしょうね、もしいらっしゃるのであれば、コメント欄に名乗り出て頂ければ、神様はきっと許してくださいますわ。
ちなみに、チラシのINGNIの下に書いてある「OLIVE des OLIVE 」を展開していた株式会社もくもくは2009年に民事再生法の適用を申請して倒産しています。何とも、きゅんとなるチラシなのです。合掌。