はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
たぶん、5年後の自分も今と変わらず「STAP細胞があることを非科学的に力説する」みたいなことをしているのではないかと思います。2014年1月の論文発表に端を発したSTAP細胞騒動から 、もうすぐ3年になります。なんだかんだありましたが、小保方さんの「STAP細胞はありまぁす!」という心の叫びこそが真実で、STAP細胞は我々の心の中にしっかりと存在しているのです。
いや、心の中にしっかりと存在していても仕方がないのです。本当に存在してもらわないといけません。ただし、私には科学的に証明する知識もなければ、手段もない。ならばどうするべきか、非科学的に力説するしかないのです。熱意を持って、真摯に訴えかけることで、みなさんに信じてもらうしかありません。頑張れば何とかなる、努力すれば報われる、友情パワー*1で困難は乗り切れる、残業すれば仕事が片付く、全て嘘八百ですが、可能性はゼロではありません。
STAP細胞があることを証明することが困難であるならば、STAP細胞がないことを証明することも同様に困難です。言うなれば、悪魔の証明です。存在しないことを証明するためには、世の中の細胞を全て、ひとつひとつSTAP細胞ではないということを証明しなければいけないからです。つまり、STAP細胞はないかもしれないけれど、あるかもしれないのです。ない可能性が99%であっても、1%はある可能性が残されています。そして、100%ないと言い切るためには、世の中全ての細胞をシラミ潰しに調べていくしかないのです。
ただし、現代社会の清潔な環境下で育っていますので、シラミなんて潰したことないから、シラミ潰しという行為そのものはよくわかりません。
もちろん、こんな詭弁でSTAP細胞の存在を証明するつもりはありません。私は、みなさんの心に直接訴えかけていきたい。きっと、STAP細胞はあります。ありまぁす。信じるのです。STAP細胞があれば、今まではどうすることもできなかった病気を治療することができるようになるのです。今まで救うことができなかった命も救うことができるようになるのです。STAP細胞は希望の光となるのです。さあ、祈りましょう。STAP細胞の思し召しに叶うよう、我々はただ祈るのです。さすれば、STAP細胞はきっと、あなたをお救いくださるでしょう。合掌。
*1:さっき、「友情パワー」でグーグル検索をしたところ、「邪悪友情パワー全開!!」というキン肉マンの画像を見つけました。おもしろかったです。