ついにクリスマスも終わり、年末になりました。めっちょこ忙しいです、草むしり。年末になると、なぜか草が伸びてくるので、やぎさんに食べてもらうだけでは追いつかなくなるのです。とにかくむしる。無心になってむしる。考えても始まらないので、本能で動いてむしる。そんな感じで、気がついたら1日が終わっている感じです。
年末だからといって、そんなにじゃんじゃか草が伸びてこなくてもいいのにと思うのですが、とにかく伸びてくるんだから仕方がない。むしるしかないのです。
確かに、年末というのは節目ではあります。1年単位で物事を考える人にとっては、ちょうどよい節目になります。でも、節目がみんな同じである必要はないのです。3月決算の会社にとっては、節目は正月ではなく4月です。アメリカの学生の節目は9月です。文化などによっても、考え方はいろいろです。年末だけが特別ではないのです。
というわけで、年末だからということで、大掃除をしたりするのもきっかけとしては良いとは思うのですが、なんせお正月だからといって草むしりの仕事がなくなるわけでもなく、年末だからといって草むしりの仕事がなくなるわけでもなく、逆に草がすくすく伸びてくるので、大変なのです。やぎさんの処理能力には限界があるのです。
何かしらのイベントがあると、みんなが一斉に同じ方向に向かってレミングの集団のように突き進むから、いろいろと弊害が出てくるのです。そして、見えないところで、頑張って働いている方がいることも忘れてはいけませんね。
自分が向こうの立場だったらどう思うだろう、自分がお店の店員さんだったらどう考えるだろう、人間とは不思議なもので、自分の立場だけではなく、相手の立場を想像して考えることができるのです。自分の思い通りにいかないと我を忘れてぎゃんぎゃん吠えて怒りまくる人がいますが、こういう人は相手の立場を想像して考えることができない人だったりします。かわいそうな人なんですけどね。とはいえ、目の前に怒りまくって吠えまくっている人がいるとしんどいですからね。そういう時は逃げましょう。逃げても構わないと思います。プロが客から逃げてどうするって言う人もいますが、プロである前に人間です。無理なもんは無理なんだってば、どうしてそんな基本がわからないのでしょう。
年末だからといって、大掃除したり、いろんな準備したり、そういうことをしなくても、みなさんに平等に新年は来るのです。慌てずに、のんびりするのもよいですよ。年末に大掃除をしない言い訳を書こうとしたらこうなりました。合掌。