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ぽんずをかけてね

よくわからないのですが「ぽんずをかけてね」というメモの画像が保存されておりましたので、ここに載せておきます。

もはや、誰が描いたかも定かではありません。私が描いたような気もするし、相方が描いたような気もするし、ごみちゃんは崩れているし、ミッフィーがいるし。わからないけれど、まあいいやと思って記事にしているわけです。

突然ですが、私はポン酢が大好きです。なぜポン酢が好きなのかというと、いくら手抜き料理でも、ポン酢をかけるとなんだかすごい料理になるっぽいからです。野菜を茹でただけ、電子レンジで温めただけ、ちくわを並べただけ、出来合いの惣菜を買ってきただけ、何々しただけの何かにポン酢をかけると、何となしにご馳走に早変わりです。下手にこねくり回してよくわからなくなるより、全てをポン酢に託して、ポン酢をしゃしゃっとかけてあげると、それだけで十分美味しくなるのです。そして、素材を活かした感がたっぷりで、料理をわかっている人っぽくなります。

明日から「美食倶楽部」で働かなねばならなくなったとしても、ポン酢をかけることだけを覚えておけば大丈夫です。お刺身にポン酢をちょっとだけかけて出せば、海原雄山が激怒して調理場に乗り込んでくるようなこともありません。むしろ、「この雄山を試しているのか!生意気な!」と叫びだすかもしれませんが、気にしないでおきましょう。ポン酢はそれほど万能なのです。

本当に美味しいポン酢はお湯で割って飲めます。ポン酢のお湯割りは下手なお吸い物よりもずっと美味しいですから、みなさん騙されたと思って一度チャレンジしてみてください。そこそこ上等なポン酢でないとダメなのですが、これはちょっといいポン酢だなと思うようなポン酢なら大丈夫!感覚の問題です。普通のポン酢の場合は、とろろこんぶを一緒に入れましょう。そうしたら、あとはお湯で割ったら、高級お吸い物の完成です。ちょっとゆずを効かせました的な味になります。実に玄人っぽい味なのです。

今日の夜ごはんは豚しゃぶだったのですが、もやしをゆでたのをお皿にのせて、レタスやトマトをあしらって、その上にゆでた豚肉をのせます。そして、ポン酢をどばしゃーんとかけました。お野菜たっぷり食べられて、豚肉もさっぱりと食べられて、これからは夏バテに気をつけなければなりませんが、豚の冷しゃぶポン酢かけを覚えておけば大丈夫!ほんとうにさっぱりとしているのに、お肉がどんどんすすみます。バテてようがこれはもうホントにいくらでも食べられますし、滋養満点です。というわけで、夏はポン酢を使って、手抜きしながら、美味しくごはんを食べましょう。合掌。