野党はなにかと証人喚問を要求して、証人を国会によびつけます。証人カモン!ってぐらいに軽いノリで、とにかくなにかにつけ、証人を喚問しようとするのです。
もちろん、私を証人として喚問いただけるのであれば万障繰り合わせて国会へ行かせて頂きたいと思います。そして、証人としてあることないこと好き勝手に語らせていただきたいと思うのですが、証人喚問は偽証すると偽証罪に問われるそうです。簡単に言うとウソをついてはいけないということです。ウソをつくぐらいならしゃべらなければよいという屁理屈がまかり通ってしまい「記憶にございません」という言葉ばかりになるのです。
ウソをつけ!記憶にあるはずだ!と言っても、記憶があるかどうかは現在の科学の力では証明することができません。だから、悪ノリして何でもかんでも「記憶にございません」で押し切るのが正解のようです。
それはそうとして、証人を喚問することに生きがいを感じている人が多いようなので、この際、もっとすごい人を喚問すればよいのではないかと思うのです。
例えば、北朝鮮のエラい人とか。どうしてそんな珍奇な髪型をしているのですか?と質問すればよいのです。おそらく「記憶にございません」で押し切られます。
アメリカのエラい人なんかも証人喚問してしまいましょう。タロットだったか、ウノだったか忘れましたが、あの人も証人喚問してしまえばいいと思います。どうしてそんなかっちりした髪型をしているのですか?と質問すればよいのです。おそらく「記憶にございません」でおしまい。カツラかもしれませんが、たぶん記憶にはないはず。
浪速のモーツァルトも……いやいや、何も申しますまい。
もう、なんでもかんでも「記憶にございません」でいいんじゃないでしょうか。
本当に何でもかんでも証人喚問しましょう。上野動物園のパンダの赤ちゃんも証人喚問しましょう。死人に口無しと言いますが、死人も証人喚問しましょう。もしかしたら、口をわるかもしれません。証人喚問して、記憶がなくても仕方ありませんが、死んでいるなら記憶がなくて当たり前で、記憶があったらめっけもんじゃないですか。それぐらいの軽いノリで喚問しまくればよいと思います。
ただ、私としては証人喚問をするよりも、日本の将来のために今できることは何かをしっかりと議論してもらいたいです。合掌。