「頑張れ」と言うのは無責任という意見がある一方で、「頑張るな」と言うのは無責任ではないかという意見もあります。いろいろなブログを拝読していると、ほんとうにいろいろな考え方があって、みなさんそれぞれ説得力があるので、自分も考えるきっかけになって楽しいなと思うのです。
「頑張れ」と言えばよいのか、「頑張るな」と言えばよいのか、実に難しい問題ではあるのですが、自由ネコさんの昔の記事が参考になります。
こちらの記事に対する私の言及記事がこちら。
この記事で私が言いたかったのが、こちら。
「がんばらない」ことをがんばってほしいです。がんばらないことをがんばって、是非がんばらないでもらいたいです。
わけがわかりません。とりあえず、昔の記事でお茶を濁したところで、「頑張れ」と言うのがよいのか、「頑張るな」と言うのがよいのか、なんとなくもにょもにょと考えたことを書き散らかすことにします。
私の場合、「頑張ります!」と言っている人に対してよく口にするのが「無理しないでね」という言葉です。頑張ろうという気持ちは、視野を狭くしてしまうことがよくあります。とにかく自分の身を削ってでも頑張る!みたいなことになってしまいがちなので、ちょっと立ち止まってもらうきっかけになればいいなと思うのです。
自分を犠牲にしてまで頑張る必要はありませんから。「みんなとなかよく」するためには、まず「自分となかよく」しないといけません。頑張るのは結構なことですが、自分を大切にするのが一番大切。大船渡高校の佐々木投手が決勝戦で投げずに負けてしまって「なぜ投げさせないんだ!なぜ頑張らないんだ!」とアホなことを言っている元野球選手がいましたが、高校野球なんてのは自分の将来を犠牲にしてまですることではありません。あれは佐々木投手を投げさせなかった監督がエラい。高校野球のせいでプリキュアが観れないという私怨があるので辛口なことを言いました。
逆に、頑張れない人、頑張らない人に「頑張れ!」と言うこともしません。さっき自由ネコさんに言ってたやんと思われるかもしれませんが、それはそれ。基本は「頑張れ!」とは言わずに、生温かい目で見つめます。無理をしてほしくないからです。
結局のところ、「自分を大切にしようね」というのが私の考えの根幹にあるようです。みなさん、頑張りましょう。合掌。