バールのようなもので思いっきりぶん殴られたような衝撃を受けたのが、やままさんのブログ「言いたいことやまやまです」のこちらの記事。
Amazonの荷物の中に入っているわら半紙にスポットをあてた文章なんて今まで読んだことがありません。
緩衝材という性質上しわしわになっているからメモ用紙にもできないし、ゴミ箱に捨てたら捨てたで中で膨らんでやったらめったら邪魔になるし、焼却炉で燃やそうにも焼却炉がないし、焼却炉がないならAmazonで買えばいいやんと思って検索してみたら本気で売ってるし。
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「焚き火どんどん」という、どんくさいネーミングセンスが実に素晴らしい。うちが集合住宅ではなく、美しい湖のほとりの小さなお城のような家であったなら購入を検討していたかもしれませんが、返す返すも集合住宅であることが恨めしい。「焚き火どんどん」送料無料です。ただし、これを買っても緩衝材のわら半紙が入っているかどうかは定かではありません。
そして、「わら」と「ばんし」を分けて変換すると、わら万死になります。万死に値する。
いつものことですが、話がちっとも進みません。
やままさんのブログがとにかくすごいのです。最初の「こんばんわ、Amazonの時間です。」という定型文、まずこれがすごい。ついに「(挨拶)、○○の時間です。」というパターンを自分のものにされてしまいました。こういう掴みがあると強いんです。ぐわぐわ団の場合は何がなんでも「合掌。」で終わりますが、実はこれは最後の最後に「あ、ぐわぐわ団の文章だったんだ……」と思わせる効果はあるものの、やはり冒頭に掴みがあるほうが文章としては強いのです。
私も「はろはろ〜、まけもけで〜す♪」みたいな、頭に虫の湧いたような能天気炸裂な文章で書き始めるみたいなことでもしようかしらん。
それはそれとして、Amazonの緩衝材の話だというのに防虫剤の話に花が咲くわ、実はわら半紙が結構有能なヤツだと気づかされるわ、ビニール風船みたいな緩衝材の使い方もニヨニヨさせられるわ、そして最後のオチがちょっとばかりひねりが効いてて、とにかく最高です!
ひねりが効いているというか、わら半紙が欲しいからAmazonでわざわざモノを買っているとしか思えない本末転倒さがステキ過ぎです。
とにかく、是非ともやままさんのブログの記事をご覧ください。お気に召し過ぎて、ついつい筆をとってしまいました。合掌。
▼Amazonの緩衝材についての記事はこちら▼